TikTokハッシュタグの正解|フォロワーが伸びる選び方と効果検証の方法

TikTok運用

「TikTokのハッシュタグは何個付ければいいの?」「#fyp や #foryou は本当に効果があるの?」「ハッシュタグをたくさん付けると再生数が伸びるって聞いたけど…」――TikTok運用でハッシュタグについての誤解や疑問は非常に多いです。

結論からお伝えすると、TikTokのハッシュタグはInstagramほど重要ではなく、つけ方を誤っても大きなペナルティはありませんが、正しく使えば再生数と新規リーチの拡大に貢献します

本記事では、TikTokハッシュタグの正しい使い方と、フォロワーが増える選び方のテクニックを解説します。

TikTokのハッシュタグの役割

結論:TikTokのハッシュタグは「コンテンツのジャンル分類」と「検索での発見」に主に貢献しますが、レコメンド配信のアルゴリズムはハッシュタグより動画の内容・反応率を重視しています。 ハッシュタグは補助的な要素と考えるのが正確です。

ハッシュタグの2つの機能

① コンテンツのジャンル分類(レコメンド補助)

TikTokのアルゴリズムは動画の内容・音声・テキストを自動解析してジャンルを判断しますが、ハッシュタグを付けることでアルゴリズムに「このジャンルの動画だ」と補足情報を与えられます

特にアカウントが新しく、ジャンルがアルゴリズムに認識されていない初期段階では、ハッシュタグの効果が比較的大きいです。

② 検索での発見

TikTokにはハッシュタグ検索機能があり、ユーザーが特定のトピックを検索したときに動画が表示されます。特にニッチなジャンルのハッシュタグは競合が少なく、上位表示されやすいです。

よく聞く「#fyp は効果がある?」

「#fyp」「#foryou」「#foryoupage」はすでに数千億回以上使われているため、競合が多すぎてほぼ意味がないというのが現場の見解です。むしろ、自分のコンテンツに関連する具体的なハッシュタグの方が新規リーチにつながります。

Instagramのハッシュタグとの違い

Instagramでは1投稿あたり最大30個のハッシュタグを付けることが一般的で、ハッシュタグ経由の検索流入が重要な役割を果たします。一方、TikTokのレコメンドは動画の内容と視聴者の反応(視聴維持率・いいね・シェアなど)を重視する仕組みのため、ハッシュタグの比重は相対的に低くなります。Instagramと同じ感覚で大量のハッシュタグを付けても、TikTokでは効果が薄いどころか、キャプションが読みにくくなる分マイナスに働くこともあります。

キーワードとしてのハッシュタグ

近年のTikTokは検索エンジンとしての利用が増えており、ユーザーが知りたい情報を「ハッシュタグ」や「キーワード」で検索する行動が一般化しています。そのため、ハッシュタグにはユーザーが実際に検索しそうな言葉を選ぶことが重要です。キャプション本文やテロップにも同じキーワードを含めると、TikTok内検索でヒットしやすくなり、検索流入を底上げできます。

バズるハッシュタグの選び方

結論:TikTokハッシュタグは「大・中・小のサイズを組み合わせ、ジャンルに関連するものを3〜5個選ぶ」のが最も効果的な選び方です。

ハッシュタグのサイズ分類

サイズ 再生数の目安 特徴
大(メガ) 10億回以上 リーチは広いが競合多
中(マクロ) 1,000万〜10億回 バランスが良い
小(ニッチ) 100万回以下 競合少・特定層にリーチしやすい

推奨の組み合わせ:

  • 大サイズ:1〜2個(ジャンルの大分類。例:#コスメ #ダイエット)
  • 中サイズ:1〜2個(商品カテゴリ。例:#スキンケア #プロテイン)
  • 小サイズ:1〜2個(ニッチな具体ワード。例:#毛穴ケア #筋トレ初心者)

この組み合わせにより、「広いリーチ」と「ターゲットへの精度」を両立させられます。

個数の目安

TikTokのハッシュタグは3〜7個が実務上の推奨です。多すぎるハッシュタグ(10個以上)はキャプションを読みにくくし、スパム的に見える可能性があります。

ただし、ハッシュタグの個数より関連性の高さの方が重要です。無関係なハッシュタグを大量に付けても効果はありません。

トレンドハッシュタグの活用

TikTokの「発見」タブには現在のトレンドハッシュタグが表示されます。自社コンテンツと関連があるトレンドハッシュタグを見つけた場合は積極的に活用しましょう。

トレンドに乗ることで、普段より広い視聴者に届く可能性が高まります。ただし、コンテンツとの関連性が低いトレンドハッシュタグを付けるのは避けてください。関連性の薄いタグで一時的に再生数が伸びても、興味のない視聴者には早期に離脱され、結果として視聴維持率が下がり、かえってアルゴリズムの評価を落とすことがあります。

ハッシュタグの探し方

適切なハッシュタグは、勘ではなくTikTok内のデータから探せます。

  1. 検索バーにジャンルのキーワードを入力し、関連して表示されるハッシュタグと再生数を確認する
  2. 同ジャンルで伸びている競合アカウントが使っているハッシュタグを参考にする
  3. 「発見」タブのトレンドから、自社と関連のあるものを拾う

検索時に表示される「○○億回再生」といった数値が、そのハッシュタグの規模(大・中・小)の判断材料になります。これをもとに、後述のサイズ別の組み合わせを設計します。

EC事業者向けのハッシュタグ戦略

結論:EC事業者がTikTokハッシュタグを活用する際は「商品カテゴリ・ターゲット属性・問題/解決ワード」の3軸で組み合わせることが最も購買につながります。

商品カテゴリ軸

販売商品のカテゴリに関連するハッシュタグ。例:

  • コスメ:#スキンケア #美容オタク #コスメレビュー
  • 食品:#グルメ #おうちごはん #レシピ
  • ファッション:#コーデ #プチプラ #ファッション好き

ターゲット属性軸

想定購買者の特性を表すハッシュタグ。例:

  • 30代ママ #会社員 #ひとり暮らし #主婦

問題・解決ワード軸

ターゲットが抱えている悩みや求めている解決策を表すハッシュタグ。例:

  • 毛穴ケア #くすみ対策 #ダイエット食事 #時短コスメ

この3軸を組み合わせると、購買意欲の高いユーザーに届きやすい構成になります。

ハッシュタグの効果を検証する方法

結論:ハッシュタグの効果はTikTokインサイトの「トラフィックソース」で確認でき、ハッシュタグ経由の再生数を把握して継続的に改善することが重要です。

インサイトでの確認方法

  1. 各動画の詳細画面を開く
  2. 「インサイト」タブを選択
  3. 「トラフィックソース」を確認

トラフィックソースに「ハッシュタグ」の項目があり、そこからの再生数が確認できます。ハッシュタグ経由の割合が高い動画のタグ組み合わせを、他の動画にも応用します。

A/Bテストの実施

同程度の品質の動画を、異なるハッシュタグセットで投稿し、48時間後の再生数を比較します。これを繰り返すことで、自分のアカウントに最も効果的なハッシュタグの組み合わせが見つかります。

テストの際は、ハッシュタグ以外の条件(動画の長さ・投稿時間・テロップの量など)をできるだけそろえることが大切です。条件がばらつくと、再生数の差がハッシュタグによるものか他の要因かを切り分けられなくなります。

検証結果を記録して資産にする

A/Bテストの結果はスプレッドシートなどに記録し、「どのジャンルでどの組み合わせが効いたか」を蓄積していきましょう。1回ごとの結果は誤差を含みますが、10本・20本と積み重ねることで、自社アカウントの勝ちパターンが見えてきます。新しい担当者への引き継ぎ資料にもなり、属人化を防げます。

solezoreの支援実績

「ハッシュタグの付け方が合っているか分からない」というご相談は非常に多くいただきます。背景には、#fyp など競合の多い汎用タグばかり付けて発見されなかったり、毎回同じタグを使い回して届く層が固定化したりするケースが目立ちます。solezoreでは、大・中・小サイズの組み合わせやEC向けの3軸戦略を設計し、インサイトで効果を検証しながらハッシュタグ経由のリーチを伸ばす進め方を基本としています。

コスメECでニッチハッシュタグ活用により新規リーチ拡大

課題: #fyp など競合の多い汎用タグばかり付けており、検索で発見されていませんでした。 solezoreのアプローチ: ①「商品カテゴリ・ターゲット属性・問題解決ワード」の3軸でのタグ設計、②競合の少ないニッチタグの組み合わせ、③キャプションへの検索キーワードの併記、を実施しました。 成果: 約1か月でハッシュタグ検索経由の再生数が大きく増え、新規視聴者へのリーチが拡大しました。

食品ECでA/Bテストにより最適な組み合わせを特定

課題: 毎回同じタグを使い回しており、リーチの広がりが頭打ちになっていました。 solezoreのアプローチ: ①同品質の動画を異なるタグセットで投稿するA/Bテスト、②インサイトのトラフィックソースでの検証、③勝ち組み合わせのスプレッドシート蓄積、を行いました。 成果: 最も効果的な組み合わせを特定でき、平均再生数が安定して向上しました。

よくある質問

Q. ハッシュタグなしで投稿するのはNGですか?

A. NGではありませんが、ハッシュタグなしより関連ハッシュタグありの方が発見されやすいです。

ハッシュタグなしでも動画の内容がアルゴリズムに認識されればレコメンドされます。ただし、適切なハッシュタグを添えることで、アルゴリズムへのシグナルが強くなり、より関連性の高い視聴者に届きやすくなります。

Q. 日本語と英語のハッシュタグ、どちらが効果的ですか?

A. ターゲットが日本人なら日本語、グローバルを狙うなら英語も組み合わせるのが推奨です。

日本語ハッシュタグは国内の日本語ユーザーへのリーチに有効です。海外展開も視野に入れる場合は英語ハッシュタグも併用します。ただし、ターゲット視聴者に届かないハッシュタグを追加することに意味はありません

Q. ハッシュタグは投稿後に追加・変更してもいいですか?

A. 投稿後でも編集できますが、投稿直後の初速が重要なため、最初から最適なものを設定するのがおすすめです。

TikTokは投稿直後の数時間〜24時間の反応を見て配信範囲を判断するとされます。後からハッシュタグを足しても初速の判定には間に合わないことが多いため、公開前にキャプションとあわせて設計しておくのが確実です。

Q. ハッシュタグを毎回同じものにしても問題ありませんか?

A. 同じタグの使い回しは、リーチの広がりが頭打ちになりやすいため見直しをおすすめします。

固定のタグは「アカウントのジャンルを伝える」役割では有効ですが、毎回まったく同じだと届く層が固定化し、新規リーチが伸び悩みます。ジャンルを示す固定タグを1〜2個残しつつ、動画の内容に合わせて残りのタグを入れ替えると、新しい視聴者層に届きやすくなります。

まとめ:TikTokハッシュタグの正解

TikTokハッシュタグの要点をまとめます。

  • ハッシュタグは補助的な要素。動画の質とエンゲージメントの方が重要
  • 3〜7個を選び、「大・中・小サイズを組み合わせる」のが基本
  • #fyp・#foryouはほぼ無効。具体的・関連性の高いハッシュタグを選ぶ
  • EC事業者は「商品カテゴリ・ターゲット属性・問題解決ワード」の3軸で組み合わせる
  • インサイトの「トラフィックソース」でハッシュタグ効果を計測し、継続的に改善する
  • トレンドハッシュタグはコンテンツと関連がある場合のみ活用する

「TikTokのハッシュタグ戦略ごと見直したい」「投稿全体の設計を相談したい」という方は、ぜひsolezoreにご相談ください。データをもとに最適な運用設計をご提案します。

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