LINEリッチメニューの作り方完全攻略|設定手順とタップされる正解

LINEリッチメニューの作り方完全攻略|設定手順とタップされる正解 LINE
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「管理画面のどこから作ればいいのか分かりません」「作ったのですが、公開しても表示されません」――作り方のご相談は、この2つで止まっています。

結論からお伝えすると、設定の作業そのものは30分で終わります。時間がかかるのは画像を作る部分だけで、管理画面での操作は難しくありません。順番どおりに進めれば、初めてでも1日で公開できます。

solezoreでは、この作業を額縁に絵を入れる工程にたとえて説明しています。額の規格は決まっているので、そこに合わせて絵を用意すれば収まります。先に絵を描いてから額を探すと、合わずに作り直しになります。

作る流れ
1
決める
何を置くか。3つまでに絞る
2
画像を作る
規格の寸法で。文字は大きく
3
設定する
分割と、押したときの動作
4
確認する
実機で押してみてから公開

この記事では、作る前に決めること、画像の用意、管理画面での設定、リンクの割り当て、公開と期間の指定、複数の切り替えまでを、実際に運用している立場から解説します。

リッチメニューを作る前に決めること

先に決める3つ
01
押してほしいもの
いちばん押してほしいものを左上に
02
項目数
3〜4つ。増やすほど押されなくなる
03
期間
常設か、期間限定か

結論: 画像を作る前に、置く項目と分割の型を決めます。この順番を逆にすると、区切りが合わずに作り直しになります。

先に決める部分です。

置く項目を決める

置くのは、実際に使われる導線だけです。会社概要や理念は、この面では押されません。

予約・注文と、空き状況・在庫の2つで、押されるうちの7割前後を占めます。まずこの2つを入れて、残りの枠を埋めます。

項目は6つまでにします。押してほしい導線が決まっているなら、3つで足ります。項目を1つ足すたびに、他の項目が小さくなります。

分割の型を決める・リンク先を用意する

項目の数が決まったら、分割の型を選びます。用意された型から選ぶ形で、自由な位置には作れません。

  • 大きい形:1分割・2分割・3分割・4分割・6分割
  • 小さい形:1分割・2分割・3分割

迷った場合は、大きい形の4分割から始めます。押される項目が分かってから、3分割に絞る順番が扱いやすいところです。

各項目から飛ばすリンクを、先に集めておきます。予約サイト、商品ページ、問い合わせフォームなど。

リンクが用意できていないと、設定の途中で止まります。項目ごとにリンクを書き出した一覧を作っておくと、設定が5分で終わります。

チャットへの入口にする項目は、リンクではなく決めた文言を送信する形にします。この場合は、送信する文言も先に決めます。

画像を用意する

読める画像と、読めない画像
読める
文字が大きい
項目の境界が分かる
背景と文字の差がはっきり
実機で確認済み
読めない
文字が小さい
写真の上に文字を重ねている
項目の境界が曖昧
画面で見ただけ

結論: 分割の線を下敷きにしてから、その線に合わせてデザインします。デザインを先に作ると、区切りが合いません。

最も時間がかかる工程です。

寸法と形式・作る順番

項目大きい形小さい形
推奨の寸法2500×16862500×843
縦横比およそ3対2およそ3対1
形式JPEGかPNG同じ
容量1メガバイト以下同じ

縦横比が合っていないと、引き伸ばされて歪みます。既存の素材を流用する場合は、切り抜きで比率を合わせます。

仕様は時期によって変わることがあるため、運用の開始時に公式の案内で確認します。

  1. 選んだ分割の型の線を引いた下敷きを作る
  2. 線に合わせて背景と区切りを配置する
  3. 各項目の中央に文字を置く
  4. 書き出して容量を確認する

1番目を飛ばすと、4番目までいってから作り直しになります。下敷きは一度作れば使い回せます。

文字は1項目あたり4〜6文字までにします。それ以上は、実機で読める大きさに収まりません。編集できる元のファイルは、必ず保存しておきます。

使う道具

画像を作れるものであれば、専用のソフトは要りません。無料で使えるオンラインの作図ツールでも作れます。

条件は2つです。寸法を指定して新規作成できることと、書き出しの形式と容量を調整できること。

自社で作る場合、初回は2〜3時間かかります。2回目以降はテンプレートから差し替えるだけなので、15〜30分で終わります。

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管理画面での設定手順

設定の流れ
1
分割のパターンを選ぶ
画像と合わせる
2
画像を読み込む
寸法が合っていないと弾かれる
3
各領域に動作を割り当てる
リンクか、テキストか
4
表示の期間を決める
常設か、期間限定か

結論: 管理画面のトークルーム管理からリッチメニューを開き、新規作成で進みます。作業は6ステップです。

順に追います。

6つのステップ

  1. 管理画面にログインして、トークルーム管理を開く
  2. リッチメニューを選び、新規作成を押す
  3. タイトルと表示の期間を入力する
  4. テンプレートから分割の型を選ぶ
  5. 画像をアップロードして、各項目にリンクを割り当てる
  6. 保存して公開する

3番目のタイトルは、社内で管理するための名前です。友だちには表示されません。「2026年8月_夏メニュー」のように、後から探せる名前にします。

パソコンから操作します。スマートフォンのアプリからも一部の操作はできますが、画像のアップロードはパソコンのほうが確実です。

表示の設定・保存できないときの確認

メニューバーのテキストと、初期状態で開くかどうかを設定します。

メニューバーのテキストは、リッチメニューを閉じたときに表示される文言です。「メニュー」のままでも構いませんが、「ご予約はこちら」にすると開かれる回数が上がります。

初期状態は「表示する」にします。閉じた状態で始めると、そこにリッチメニューがあることに気づかれません。

保存で止まる場合、原因は3つのどれかです。

  • 画像の縦横比が合っていない
  • 容量が1メガバイトを超えている
  • リンクを割り当てていない項目がある

3番目が最も多い原因です。分割した項目のうち1つでも空があると、保存できません。使わない項目がある場合は、分割の型を変えます。

リンクと動作の割り当て

押したときに何を起こすか
領域に何を割り当てるか
外部のページへ送る
予約・購入・問い合わせ
メッセージを送らせる
よくある質問への自動応答につなぐ
電話をかけさせる
実店舗で有効。押した瞬間につながる
別のメニューへ切り替える
階層を作る。深くしすぎない

結論: 項目ごとに、リンク・文言の送信・クーポン・電話のいずれかを割り当てます。空のままだと保存できません。

割り当ての種類です。

4つの動作・リンクを正しく設定する

動作使い方向いている項目
リンクを開く外部のページを開く予約・商品・在庫
文言を送信する決めた文言が送信される相談・問い合わせ
クーポンを表示発行したクーポンを開くクーポン
電話をかける電話番号を開く急ぎの連絡

2番目は、自動応答とセットで使います。「相談する」を押すと決まった文言が送信され、それに自動応答が返る形です。

リンクは、実際に開いて確認したものを貼ります。手で入力すると、打ち間違いが起きます。

リンクの間違いは、押した人には何も表示されない形で現れます。こちら側からは気づけないため、公開前に全項目を押して確認します。

外部のサイトに飛ばす場合、そのページがスマートフォンで見やすいかも確認します。予約サイトが横向きの表示だと、そこで離れます。

経路が分かるようにしておく

リンクの末尾に、どこから来たかが分かる印を付けておく方法があります。分析の画面で、LINEからの流入として分けて見られます。

印を付けていないと、検索から来た人と区別がつきません。リッチメニューが動いているかどうかを、リンク先の側で確認できなくなります。

付ける印は、項目ごとに変えます。予約と商品ページで別の印にすると、どちらから予約が入ったかも分かります。設定は1項目あたり1分で、後から分析するときに大きな差になります。

なお、個人が特定できる情報をリンクに含めないでください。印として使うのは、項目名などの区別が付く文字列だけにします。

公開と期間の設定

結論: 表示する期間を指定できます。月初にまとめて登録すれば、当日の作業は発生しません。

運用を軽くします。

期間を指定する

開始日と終了日を指定すると、その期間だけ表示されます。季節の商材がある業種では、この機能で入れ替えが自動化できます。

月初に翌月分をまとめて登録する形にすると、作業は月20分程度で済みます。当日に手を動かす必要がありません。

期間が重なると、後から作ったものが優先されます。切り替えの日をまたぐ設定にすると、意図しない表示になることがあります。

公開の前に確認する

公開する前に、自分だけに表示する形で確認します。ここで文字の読みやすさと、押す範囲のずれを見ます。

確認するのは3点です。文字が読めるか、押す範囲と見た目の区切りが一致しているか、明るい場所でも色が判別できるか。

公開してから直すと、その間に見た人には修正前の状態が届いています。この確認に5分かける価値があります。

複数を切り替える設定

結論: 複数のリッチメニューを用意して、条件で切り替えられます。新規と既存で必要な導線が違うためです。

出し分けの方法です。

期間で切り替える・相手によって切り替える

最も単純な方法です。月ごとや季節ごとに、別のリッチメニューを期間指定で登録します。

固定する枠と入れ替える枠を分けます。予約と相談は固定し、残りの2〜3枠だけを変える形が扱いやすいところです。

全部を変えると、いつも押していた場所が変わって混乱します。位置が動かないことが、押しやすさにつながります。

友だちの属性によって、別のリッチメニューを表示する方法もあります。

新規の人には使い方や初回の案内、既存の人には予約や再購入の導線、という分け方です。この出し分けには、外部の配信ツールが必要になる場合があります。月5,000〜3万円程度で、友だち数が多いほど価値が出ます。

友だちが数百人の段階では、出し分けの効果より作業の負荷のほうが大きくなります。1つのリッチメニューで運用するほうが現実的です。

押した後の動きで切り替える

ある項目を押した人にだけ、別のリッチメニューを表示する設定もあります。段階を分けたい場合に使います。

たとえば、最初は3項目だけの単純なメニューを表示し、相談を押した人には相談の続きに必要な項目を出す形です。選択肢を減らして進ませる設計になります。

この形は、手続きに段階がある業種で機能します。申込み、書類の提出、日程の調整と進む流れを、押すたびに次の段階へ切り替えます。ただし設定が複雑になるため、1つのメニューで回るうちは手を出さないほうが無難です。

公開後の確認と修正

公開直後にやること
1
自分のスマホで開く
実機で見ないと分からない
2
全部の領域を押す
割り当てのずれが必ず1つはある
3
別の端末でも見る
機種で見え方が変わる
4
1週間後に押された数を見る
押されていない項目を入れ替える

結論: 公開したら、全項目を実際に押して確認します。管理画面では分からない部分があります。

確認を工程に入れます。

全項目を押す

自分のスマートフォンで、すべての項目を1つずつ押します。意図した画面が開くかを確かめます。

見た目の区切りと押す範囲がずれていると、押しても違う画面が開きます。これは管理画面では分かりません。実際に3か月間このまま運用されていた例があります。

リンクが切れている場合も、押した人には何も表示されない形で現れます。こちら側には通知されません。

数字を3か月見る・直すのは3か月に1回でよい

公開から3か月分の、項目ごとに押された回数を確認します。

全体の5%を下回る項目は、外すか内容を変えます。空いた面積を、押されている項目に回します。

押されるはずのない項目に一定数の反応があれば、隣の項目からの押し間違いです。項目を減らすか、押し間違えやすい組み合わせを離します。

数字を見て手を入れるのは、3か月に1回で足ります。毎月変えると、比較できる期間が取れません。

見る日を決めていないと、他の作業に押されて見なくなります。四半期の初めに30分の枠を取り、そこで項目ごとの数字を確認する形にします。

一方で、季節の商材を扱う枠は月1回入れ替えます。数字を見る作業と、内容を入れ替える作業は別のものとして扱うと、どちらも続きます。

つまずきやすい点

よくある3つ
01
押す場所と画像がずれている
分割のパターンと画像が合っていない
02
文字が読めない
画面では読めても、実機では小さい
03
期間を設定し忘れる
キャンペーンが終わっても出たまま

結論: 失敗は、デザインを先に作ることと、公開前の確認を飛ばすことの2つです。順番の問題として扱います。

避け方を決めます。

デザインを先に作らない・元のファイルを残す

デザインを作ってから分割の型を選ぶと、区切りが合わずに作り直しになります。

分割を先に決めて、その線を下敷きにします。この順番を守れば、2〜3時間の作業が無駄になりません。

外注する場合も、分割の型を指定して依頼します。指定しないと、合わない形で納品されることがあります。

書き出した画像だけを保存していると、次の入れ替えでゼロから作り直しになります。

編集できる元のファイルを、共有の保存先に置きます。担当者が変わっても、そこから差し替えられます。

外注している場合は、元のファイルも受け取る形にします。文字を1行変えるだけの修正に、毎回2万円かかる状態を避けられます。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: 作り方でつまずくのは操作ではなく、順番と確認です。この2つを工程に入れると、初めてでも1日で公開できます。

2つの事例を挙げます。

食品|下敷きを作って以降15分で入れ替えられるようになった

食品メーカーから、リッチメニューの入れ替えに毎回3時間かかっているという相談をいただきました。季節の商材があるため、月1回変えたい状態です。

毎回ゼロから作っていたため、分割の線を引いた下敷きと、書体や色を固定したテンプレートを作りました。文字と写真だけを差し替える形です。

作業時間は1回3時間から15分に下がり、月1回の入れ替えが定着しています。押された回数の月平均も1.4倍になりました。入れ替えが続くようになったためです。

飲食|公開前の確認で保存できない原因が分かった

「保存を押しても、何も起きないんです」。複数店舗を運営する飲食企業の担当者からの一報でした。

確認したところ、6分割で作っていましたが、リンクを割り当てていない項目が1つ残っていました。使う予定のない枠でしたが、空のままでは保存できません。

4分割に変更し、使う項目だけを配置する形にしています。設定は10分で終わりました。分割の型を項目数に合わせるという点を最初に伝えていれば、防げた手戻りでした。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. リッチメニューを作るのにどのくらい時間がかかりますか?

A. 管理画面での設定は30分で終わります。時間がかかるのは画像の作成で、初回は2〜3時間です。2回目以降はテンプレートから差し替えるだけなので、15〜30分で済みます。分割の線を引いた下敷きを最初に作っておくと、この差が出ます。

Q. どこから作り始めればいいですか?

A. 管理画面のトークルーム管理からリッチメニューを開き、新規作成で進みます。ただし作り始める前に、置く項目と分割の型を決めてください。デザインを先に作ると、区切りが合わずに作り直しになります。

Q. 保存できないのはなぜですか?

A. 原因は3つです。画像の縦横比が合っていない、容量が1メガバイトを超えている、リンクを割り当てていない項目がある。最も多いのは3番目です。分割した項目のうち1つでも空があると保存できません。使わない枠がある場合は、分割の型を変えてください。

Q. 公開しても表示されないのはどうすればいいですか?

A. 表示の期間の設定を確認してください。開始日が未来になっていると表示されません。あわせて、複数のリッチメニューを登録している場合は、期間が重なっていないかも確認します。重なると後から作ったものが優先されます。

Q. 季節ごとに入れ替えたいのですが、毎回作業が必要ですか?

A. 期間を指定して登録しておけば、当日の作業は発生しません。月初に翌月分をまとめて登録する形にすると、作業は月20分程度で済みます。固定する枠と入れ替える枠を分けて、予約と相談は固定してください。

Q. 相手によって違うメニューを出せますか?

A. 出せます。新規の人には使い方、既存の人には予約や再購入という分け方です。ただし外部の配信ツールが必要になる場合があり、月5,000〜3万円程度かかります。友だちが数百人の段階では、1つで運用するほうが現実的です。

まとめ

LINEリッチメニューの作り方について、要点を整理します。

  • 管理画面での設定は30分。時間がかかるのは画像の作成だけ
  • 作り始める前に、置く項目と分割の型を決める
  • 分割の線を下敷きにしてから、その線に合わせてデザインする
  • 寸法は大きい形2500×1686、小さい形2500×843。容量1メガバイト以下
  • 保存できない原因の多くは、リンクを割り当てていない項目がある状態
  • メニューバーのテキストを「ご予約はこちら」にすると開かれる回数が上がる
  • 初期状態は表示するにする。閉じた状態だと気づかれない
  • 期間を指定して登録すると、入れ替えの当日作業がなくなる
  • 公開前に自分だけに表示して、文字と押す範囲を確認する
  • 編集できる元のファイルを共有の保存先に残す

補足すると、初めて作る場合は、まず3分割で1枚作ってみてください。

項目が3つなら、文字も大きく入り、設定も5分で終わります。ここで一度公開まで通すと、どこでつまずくかが分かります。6分割で作り込んでから公開して失敗すると、原因の切り分けに時間がかかります。

もう1つ、作った後は必ず全項目を押してみてください。見た目の区切りと押す範囲がずれていても、管理画面では分かりません。押した人からも指摘されないため、気づかないまま何か月も運用されることがあります。

solezoreでは、リッチメニューの設計と制作を承っています。初回だけ作って、以降は自社で入れ替えられる形をお渡しすることもできます。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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