Amazon運用代行の料金は?業務内容別の費用相場と費用対効果の正解

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「月10万円と月80万円の見積もりが並んでいて、何が違うのか分かりません」「1年払い続けていますが、その分の売上が増えたのかを説明できません」――代行の料金についてのご相談は、この2つに集約されます。

先に結論をお伝えすると、金額の高い安いを判断できないのは相場を知らないからではなく、見積もりに含まれる業務が揃っていないまま並べていることが原因です。Amazon運用代行の料金は、依頼する業務の範囲、扱う商品数、会社の専門性の3つで決まります。範囲を揃えないと、そもそも比較が成立しません。

solezoreでは、代行の見積もりを引っ越しの見積もりにたとえて説明しています。荷物の量と運ぶ距離を伝えずに金額だけを聞いても、返ってくる数字に意味はありません。先に決めるのは荷物のほうです。

この記事では、料金が変わる要因から、業務別の相場、料金体系の違い、見積もりの比べ方、費用対効果の測り方、下げてよい部分と下げてはいけない部分までを順に解説します。

料金が変わる3つの要因

結論: 金額を動かしているのは、依頼する業務の範囲、扱う商品数、会社の専門性の3つです。このうち最も影響が大きいのは業務の範囲で、同じ会社でも数倍の差が出ます。

月10万円と月80万円の差は、この3つで説明がつく
見積もりが並んで判断できない
依頼する業務の範囲
最も影響が大きい。広告だけと、ページ制作から在庫管理まででは3〜5倍変わる
扱う商品数
10商品以下は担当1名、11〜30で担当が分かれ、31を超えると専任の体制が要る。総額でなく1商品あたりに割り戻す
会社の専門性
専門の会社は金額が上がるが、最初の3か月で作る土台が違う。安く始めて作り直しになるのがこの領域で最も多い失敗

金額を見る前に、何で変わるのかを押さえます。

要因1|依頼する業務の範囲・要因2|扱う商品数

同じAmazon運用代行という名前でも、含まれる業務は会社によって違います。

業務作業量金額への影響
商品ページの制作と改善中〜大大きい
広告の設計と入札管理大きい
キーワードの調査と検索対策中〜大
FBAの納品管理と在庫の集計
月次のレポート作成のみ小さい

広告だけを頼む場合と、ページ制作から在庫管理まで含める場合では、金額が3〜5倍変わります。見積もりを取る前に、どこまでを外に出すかを決めておきます。

商品数が増えると、ページの制作も広告の設定も在庫の管理も比例して増えます。

  • 10商品以下なら、担当者1名で回せる規模です
  • 11〜30商品になると、ページと広告で担当が分かれ始めます
  • 31商品を超えると、専任の体制が要ります

同じ月40万円でも、10商品なら1商品あたり4万円、40商品なら1商品あたり1万円です。総額でなく1商品あたりに割り戻すと、実際の手厚さが見えます。

要因3|会社の専門性

Amazonを専門にしている会社と、Web制作や広告運用の一部としてAmazonも扱う会社では、初期設定の質が変わります。

専門性の高い会社は金額も上がりますが、最初の3か月で作る土台が違うため、1年の合計では逆転することがあります。安く始めて作り直しになるのが、この領域で最も多い失敗です。

判断の材料は、自社と近いカテゴリーの取り扱いがあるかどうかです。カテゴリーが違うと、規制も競合の構造も変わります。

業務別の料金相場

結論: 単発で頼む場合は1商品あたり、継続で頼む場合は月額で見ます。相場は下の表のとおりで、ここから大きく外れる見積もりは理由を確認します。

金額の幅が広いため、範囲ごとに分けて見ます。

単発と月額の目安と、外れた見積もりの見分け方

商品ページの制作や調査を1回だけ頼む場合の目安です。

内容料金の目安
タイトルと箇条書きの書き直し(1商品)1万〜3万円
画像1セットの制作(6〜8枚)3万〜10万円
ブランド登録向けの画像形式コンテンツ(1商品)3万〜10万円
商品ページ全体の作り直し(1商品)5万〜15万円
キーワードの調査レポート(1商品)2万〜5万円

単発は、社内に運用できる人がいて、作り込みだけを外に出したい場合に向きます。作ったあとの改善は自社で回す前提です。

月額の契約になる場合の目安です。

依頼の範囲月額の目安
広告運用のみ5万〜20万円+広告費の15〜30%
ページ制作と検索対策のみ10万〜30万円
全体の運用(10商品以下)20万〜40万円
全体の運用(11〜30商品)40万〜70万円
全体の運用(31商品以上)70万〜100万円超

広告運用は、料金体系が2種類あります。広告費が月30万円を超えるなら広告費の15〜20%、それ以下なら月額固定のほうが安く収まることが多くなります。

月5万円以下で全体の運用を請ける提案は、作業量が相場と合いません。定型の作業だけで、判断が入らない可能性があります。

逆に、10商品以下で月80万円という提案も、1商品あたり8万円となり高すぎます。金額の理由を聞いて、納得できる説明が返ってこないなら見送ります。

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料金体系の3タイプ

結論: 月額固定、成果報酬、その2つを組み合わせた形の3つです。資金繰りとリスクの置き場所が違うだけで、どれが得ということはありません。

得か損かでなく、資金繰りで選ぶ
月額固定
毎月同じ金額
予算が読みやすい
売上が伸びても金額が増えない
すでに売上がある事業者に向く
成果報酬
売上や件数に連動
初期の支出を抑えられる
伸びた月の負担が大きい
成果の定義で揉めやすい
成果報酬で書き足す3つ
何を成果と数えるか(売上か件数か費用対効果か)
対象はAmazon経由だけか
返品を考えて確定を翌月にするか

自社の状況で選ぶ部分です。

3つの違い

月額固定は、毎月同じ金額を払う形です。予算が読みやすく、売上が伸びても金額が増えません。すでに売上がある事業者に向きます。

成果報酬は、売上や注文件数に連動して金額が決まる形です。初期の支出を抑えられますが、伸びた月の負担が大きくなります。成果の定義で揉めやすいのもこの形です。

組み合わせ型は、基本料に成果連動を足す形です。双方の利益が揃いやすく、中期の付き合いを前提にする場合に向きます。

成果報酬を選ぶときの注意

成果報酬では、何を成果と数えるかを契約書に書きます。売上の増加なのか、注文の件数なのか、広告費用対効果の改善なのか。

あわせて、対象の範囲も決めます。Amazon経由の売上だけなのか、自社ECを含むのか。ここが曖昧だと、代行と関係のない売上まで請求の対象になります。

計測の方法と、成果が確定するタイミングも書きます。返品やキャンセルが起きる商材では、確定を翌月にしないと過払いになります。

見積もりの比べ方

結論: 同じ条件を書いた紙を3社に渡して、返ってきた見積もりを1商品あたりに割り戻して比べます。条件を揃えないと、金額の差が何の差か分かりません。

3社に渡す紙と、返ってきたあとの並べ方
1
商品数と主力の点数を書く
全体で何点あり、そのうち主力が何点か
2
現在の月商と広告費を書く
ここが分からないと、相手も提案の規模を決められない
3
依頼したい業務と、社内で確保できる時間を書く
ページ、広告、在庫、レポートのどれか。社内の時間は範囲の設計に直結する
4
予算の上限だけでも伝える
月40万円まで、と伝えれば、その範囲で何ができるかの提案が返ってくる
5
広告費を抜いて、商品数で割り戻す
月40万円で20商品なら1商品2万円、月30万円で5商品なら1商品6万円。総額と順位が逆転する

比較の土台を作る工程です。

先に紙にまとめること

3社に同じものを渡します。書くのは5項目です。

  1. 扱う商品数と、そのうち主力が何点か
  2. 現在の月商と広告費
  3. 依頼したい業務(ページ、広告、在庫、レポートのどれか)
  4. 社内で確保できる時間
  5. 予算の上限

5番目は伝えたくないと感じる部分ですが、上限だけでも伝えます。月40万円までなら、その範囲で何ができるかの提案が返ってきます。

割り戻して並べる

見積もりが揃ったら、扱う商品数で割り戻します。月40万円で20商品なら1商品2万円、月30万円で5商品なら1商品6万円です。総額では前者が高く見えますが、単価は後者のほうが高くなります。

広告費が含まれる見積もりと含まれない見積もりは、そのまま並べても意味がありません。広告費を抜いた運用費だけで揃えてから比べます。

安すぎる見積もりで起きること

結論: 月5万円を下回る全体運用の契約では、判断が入る作業が省かれます。ページは定型の文面になり、広告は初期設定のまま放置されます。

省かれやすい3工程と、それを暴く3つの質問
01
キーワードの調査
最初に省かれる。時間がかかるうえ成果物が見えにくい。誰が、どのくらいの時間をかけて行うかを聞く
02
広告の定期的な見直し
初期設定のまま自動配信を続けると、注文0件の言葉にも費用が出続ける。入札をどの頻度で見直すかを聞く
03
報告での改善提案
数字を並べただけのレポートは自動で出せる。報告に数字のほかに何が書かれるかを聞く
04
報告書の見本を求める
次に何をするかが書かれていないレポートは、判断の材料にならない

金額の理由は、必ずどこかの工程が抜けていることにあります。

省かれやすい3つの工程・見分ける質問

最初に省かれるのが、キーワードの調査です。ここは時間がかかるうえに成果物が見えにくいため、削っても分かりません。

次が、広告の定期的な見直しです。初期設定のまま自動配信を続けると、注文が0件の言葉にも費用が出続けます。

3つ目が、月次の報告での改善提案です。数字を並べただけのレポートは自動で出せるため、作業時間がほぼかかりません。

契約前に、次の3つを聞きます。

  1. キーワードの調査は誰が、どのくらいの時間をかけて行いますか
  2. 広告の入札はどの頻度で見直しますか
  3. 月次の報告には、数字のほかに何が書かれますか

3番目には報告書の見本を求めます。数字が並んでいるだけで、次に何をするかが書かれていないレポートは、判断の材料になりません。

費用対効果の測り方

結論: 代行費用に対して、増えた利益がいくらかで測ります。売上ではなく利益で見ないと、広告費が膨らんだ分を見落とします。

月20万円の代行が回収できているかを出す(5手順)
1
依頼前の月商を記録する
例:200万円。依頼する月の前月に、月商・販売個数・広告費・粗利率の4つを控える
2
依頼後の月商を記録する
例:300万円
3
増えた売上に粗利率を掛ける
100万円×30%=30万円
4
増えた広告費を引く
30万円−8万円=22万円。ここを飛ばすと判断を誤る
5
代行費用と比べる
22万円−20万円=2万円。売上が1.5倍でも、利益では境目。判断は6か月分を並べてから

金額が適正かどうかは、この計算でしか判断できません。

計算の手順

月20万円の代行を依頼した場合の例です。

  1. 依頼前の月商を記録します(例:200万円)
  2. 依頼後の月商を記録します(例:300万円)
  3. 増えた売上に粗利率を掛けます(100万円×30%=30万円)
  4. そこから増えた広告費を引きます(30万円−8万円=22万円)
  5. 代行費用と比べます(22万円−20万円=2万円)

この例では、月2万円だけ手元に残っています。売上が1.5倍になっていても、利益では回収できているかどうかの境目です。

売上だけを見ていると、増えた広告費が見えません。 3番目と4番目を飛ばすと、判断を誤ります。

依頼前の数字を必ず記録する・判断の時期

この計算には、依頼前の数字が要ります。代行を始めてから記録を始めると、比較の相手がいません。

依頼する月の前月に、月商、販売個数、広告費、粗利率の4つを記録しておきます。10分で終わる作業ですが、これがないと1年後に説明ができません。

代行側の初回報告にも、着手前の数字が含まれているかを確認します。入っていない場合は、こちらから求めます。

3か月では判断しません。立ち上げに3か月かかり、季節の影響も混ざるためです。

6か月分を並べて、増えた利益が代行費用を上回っているかを見ます。上回っていないなら、範囲を狭めるか、依頼先を替えるかの2択になります。

料金を下げる方法と下げてはいけない部分

結論: 下げてよいのは、レポートの頻度と、判断の要らない作業です。下げてはいけないのは、キーワードの設計と広告の見直しです。

削るなら作業、残すなら判断
下げてよい
月次の報告を四半期に1回にする
画像の制作を社内で行う
在庫データの集計を自社の担当者が行う
範囲を全体運用から広告運用だけに絞る(月40万円が月15万円になることもある)
下げてはいけない
キーワードの設計(成果の入口。削ると配信先がずれたままになる)
広告の月次の見直し(止めた月から費用対効果が下がる)
交渉の切り出し方
値下げを求めるより範囲の組み替えを相談する。金額の交渉は関係を消耗させるが、範囲を減らす話は双方に無理がない

削る場所を間違えると、費用だけが残ります。

下げてよい部分

月次の報告を四半期に1回にする、画像の制作を社内で行う、在庫データの集計を自社の担当者が行う。この3つは、削っても成果に影響しません。

依頼の範囲を絞るのも有効です。全体運用から広告運用だけに切り替えると、月40万円が月15万円になることがあります。ページの改善が一巡していれば、この判断は現実的です。

下げてはいけない部分

キーワードの設計を削ると、広告の配信先がずれたままになります。ここは成果の入口のため、削ると全部が効率を失います。

広告の月次の見直しも削れません。放置すると、注文0件の言葉に費用が出続けます。実際、この作業を止めた月から広告費用対効果が下がる例を何度も見ています。

削るなら作業、残すなら判断という切り分けになります。手を動かす部分は外に出せますが、何をするかを決める部分は削れません。

契約の条件で確認する箇所

結論: 見るのは、最低契約期間、解約の条件、成果物の権利、アカウントの名義の4つです。この4つを押さえれば、契約後の揉め事はほぼ防げます。

金額の交渉より先に押さえる4つ
01
最低契約期間
立ち上げに3か月かかるので、それより短いと判断材料が集まらない。3〜6か月を最低にして以降は月ごとの更新が扱いやすい
02
解約の申し出の期限
1か月前か3か月前かで、動ける速さが変わる。1年の縛りで途中解約できない契約は避ける
03
成果物の権利
制作された画像やページの文章を、契約終了後も自社で使えるか。会社側に残る契約だと切り替えのときに作り直しになる
04
アカウントの名義
必ず自社名義で開設する。代行会社の名義だと、売上データも商品ページも引き継げない

金額の交渉より先に済ませておく部分です。

期間と解約

立ち上げに3か月かかるため、それより短い契約では判断材料が集まりません。一方で、1年の縛りがあって途中解約できない契約は避けます。

3〜6か月を最低期間として、以降は月ごとの更新という形が扱いやすくなります。解約の申し出の期限も確認します。1か月前なのか3か月前なのかで、動ける速さが変わります。

いずれも口頭ではなく、契約書の条文で確かめます。

成果物とアカウントの名義

制作された画像やページの文章が、契約終了後も自社で使えるかを確認します。会社側に権利が残る契約では、切り替えのときに作り直しになります。

セラーセントラルのアカウントは、必ず自社名義で開設します。代行会社の名義になっていると、契約が終わった時点で売上データも商品ページも引き継げません。すでに他社名義になっている場合は、契約が続いているうちに移管を依頼します。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、料金を下げる前に費用対効果を数字で出します。ここでは2つの業種で、最初に何を変えたかを紹介します。

通信|同じ金額のまま費用対効果を2倍にした例

通信機器の周辺用品を扱う事業者から相談をいただきました。月40万円で全体の運用を依頼していましたが、1年で売上がほぼ横ばいという状態です。

月次の報告を見ると、表示回数と売上が並んでいるだけで、翌月に何をするかが書かれていませんでした。広告の配信先は1年前の初期設定のままです。

やったのは、料金の交渉ではなく範囲の組み替えです。ページの改善は一巡していたため、そこを外し、広告の見直しと在庫の管理に寄せました。金額は月40万円のまま変えていません。

4か月目に売上が1.8倍になり、増えた利益が代行費用を上回りました。担当の方からは「安くしてもらう話だと思っていた」というお言葉をいただきました。

美容|料金を4割下げて手元の利益が増えた例

化粧品を扱うブランドから寄せられた相談です。月60万円のフルパッケージ契約で、扱っている商品は8点でした。1商品あたり7万5,000円で、相場の上限を超えています。

内訳を出してもらうと、在庫管理とレポート作成が金額の3割を占めていました。どちらも自社で対応できる作業です。

範囲を広告運用と月次のページ改善に絞り、月35万円に組み替えました。あわせて、広告費用対効果の低いキャンペーンを整理し、利益率の高い3商品に予算を寄せています。

料金は4割下がり、5か月目に増えた利益が代行費用を上回りました。下げてよいのは判断の要らない作業だけという線引きが、この事例から出ています。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. Amazon運用代行の料金相場は、いくらぐらいですか?

A. 依頼の範囲で変わります。広告運用のみなら月5万〜20万円に広告費の15〜30%、ページ制作と検索対策のみなら月10万〜30万円、全体の運用なら月20万〜100万円が目安です。全体の運用は扱う商品数で幅が出るため、10商品以下で20万〜40万円、31商品以上で70万円を超える水準になります。

Q. 安い代行会社は、品質が低いのでしょうか?

A. 金額そのものより、何が省かれているかを見ます。月5万円を下回る全体運用では、キーワードの調査、広告の定期的な見直し、報告での改善提案の3つが省かれていることがほとんどです。契約前に、この3つを誰がどの頻度で行うかを聞くと判断できます。

Q. 見積もりは何社から取ればいいですか?

A. 3社です。5社以上を比べると、比較の作業だけで1か月が過ぎます。取るときは、商品数、現在の月商と広告費、依頼したい業務、社内で確保できる時間、予算の上限の5つを紙にまとめ、同じものを渡します。条件が揃っていない見積もりは、そもそも比較になりません。

Q. 成果報酬型と月額固定型は、どちらが得ですか?

A. どちらが得ということはありません。資金繰りで選びます。先に払える余裕があるなら月額固定、初期の支出を抑えたいなら成果報酬です。ただし成果報酬では、何を成果と数えるか、対象はAmazon経由の売上だけか、確定はいつかの3つを契約書に書いておかないと後で揉めます。

Q. 費用対効果は、どう計算すればいいですか?

A. 増えた売上に粗利率を掛け、そこから増えた広告費を引き、代行費用と比べます。売上だけを見ると、増えた広告費の分を見落とします。この計算には依頼前の数字が要るため、依頼する月の前月に、月商、販売個数、広告費、粗利率の4つを記録しておきます。

Q. 代行を1年だけ頼んで、その後は自社で回せますか?

A. 可能です。契約時に、作業の理由と判断の基準を共有してもらうことを条件に入れます。あわせて、キーワードの一覧と広告の設定内容を月次で受け取る形にしておくと、引き継ぎのときに手元に残ります。自走を前提に話せる会社かどうかは、この相談への反応で分かります。

まとめ

Amazon運用代行の料金で損をしないための要点を整理します。

  • 金額を動かすのは、業務の範囲、商品数、会社の専門性の3つ
  • 単発は1商品あたり、継続は月額で見る。範囲を揃えないと比較にならない
  • 全体の運用は月20万〜100万円。商品数で幅が出る
  • 見積もりは3社。同じ条件を紙にまとめて渡し、1商品あたりに割り戻す
  • 月5万円を下回る全体運用では、調査・広告の見直し・改善提案が省かれる
  • 費用対効果は売上ではなく利益で測る。増えた広告費を引いてから比べる
  • 依頼前の月商・販売個数・広告費・粗利率を記録しておく
  • 下げてよいのは判断の要らない作業。キーワード設計と広告の見直しは削らない

ここまで書かなかったことを1つ挙げると、料金の話を切り出す前に、自社が渡している情報の量を数えてみる価値があります。商品の仕様も、よく受ける質問も渡していない状態で成果が出ないのは、金額の問題ではありません。

月1回30分の打ち合わせを設定し、そこで新商品と価格変更と現場で聞かれる質問を渡す。この形にすると、同じ金額でも返ってくるものが変わります。

もう1つ、値下げを求める前に範囲の組み替えを検討します。金額を下げる交渉は関係を消耗させますが、範囲を減らす相談は双方にとって無理がありません。

solezoreでは、現在の代行費用が費用対効果に見合っているかの診断を承っています。契約先を替える前提でなくても構いませんので、いまの内訳を整理するところからでもご相談ください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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