TikTokアフィリエイトの始め方|0から始める手順と初期設定の正解

TikTokアフィリエイトの始め方|0から始める手順と初期設定の正解 TikTokショップ・ライブ
小さな木の輪が2つ並び、片方が重なり始めている
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「アフィリエイトを始めたいが、まず何を設定すればいいのか分からない」「登録はしたものの、誰も紹介してくれないまま2か月が過ぎた」――始め方についてのご相談は、この2つが多くを占めます。

結論からお伝えすると、出店者としての設定作業は1時間ほどで終わります。難しいのはその先で、クリエイターに見つけてもらい、選んでもらうところに時間がかかります。

solezoreでは、アフィリエイトの立ち上げを求人の掲載にたとえて説明しています。募集を出しただけでは応募は来ません。仕事の中身が分かり、やりやすそうだと思われて初めて手が挙がります。ここを設計しないまま報酬率だけ上げても動きません。

この記事では、2つの立場の整理から、出店者として始める手順、報酬率の決め方、対象商品の選び方、クリエイターに見つけてもらう方法、紹介者として始める場合、最初の3か月の進め方、つまずきやすい点までを解説します。

立場が2つある
出店者として
商品を出す
報酬率を決める
紹介してもらう側
紹介者として
他社の商品を売る
報酬を受け取る
在庫は持たない

TikTokアフィリエイトの始め方|2つの立場

結論: 始め方には、商品を出す出店者側と、紹介する側の2つがあります。準備するものがまったく違うため、まず自分がどちらかを確認します。

同じ言葉で語られますが、やることは正反対です。

出店者として始めるか、紹介する側として始めるか

自社の商品をクリエイターに紹介してもらう立場です。必要なのは、TikTokショップの開設と、商品の登録、報酬率の設定です。

売れた分だけ報酬を払う仕組みなので、初期費用はかかりません。広告と違い、先に支払う必要がない点が立ち上げ期には向いています。

他社の商品を紹介して報酬を得る立場です。必要なのは、アカウントと、紹介できる動画を作る力です。

在庫を持つ必要がなく、始めるハードルは低い。ただし、成果が出るまでには継続が要ります。

以降は、出店者として始める前提で書いています。紹介する側については、後半で別に触れます。

事業者からのご相談は、ほぼ出店者側です。自社商品を持っているなら、こちらから始めるのが自然な流れになります。

出店者として始める手順

出店者の始め方
1
ショップを開設する
事業者と商品の審査を通す
2
商品を登録する
名前・画像・価格・在庫
3
報酬率を設定する
粗利から逆算する
4
紹介の募集を出す
見つけてもらう形にする

結論: 手順は4段階です。設定そのものは1時間ほどですが、その前にショップの開設が済んでいる必要があります。

順を追って見ていきます。

前提となる準備

アフィリエイトを設定する前に、次が済んでいる必要があります。

  1. TikTokショップの開設(審査に数営業日)
  2. 商品の登録(3〜5点で足りる)
  3. 商品ページの整備(画像と説明文)

3番目を後回しにする方が多いのですが、ここが薄いとクリエイターに選ばれません。紹介する側から見ると、商品ページは判断材料そのものです。

設定の流れ・設定した後にやること

管理画面から進めます。

  1. アフィリエイト関連のページを開く
  2. 対象にする商品を選ぶ
  3. 商品ごとの報酬率を設定する
  4. 公開する

作業は1時間ほどです。ただし、2番目と3番目で何を選ぶかに、この施策の成否がかかっています。

公開しただけでは、誰にも気づかれません。多くの商品が並ぶ中で、自社の商品を見つけてもらう必要があります。

やることは2つです。クリエイターに直接声をかけること。そして、自社の動画やライブで実績を作り、選ばれやすい状態にすることです。

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最初に設定する報酬率

率を決める3つの目安
01
粗利の3分の1まで
ここを超えると手元に残らない
02
商品ごとに変える
粗利の高い商品は率を上げる
03
低すぎると紹介されない
実績を見て調整する

結論: 一律ではなく、商品ごとに変えます。立ち上げ期は、主力の1〜2点だけ高めに設定して集中させると動きやすくなります。

報酬率の設計が、最初の分かれ道になります。

商品ごとに変える理由と、立ち上げ期の設定

原価率40%の商品と70%の商品を、同じ報酬率にする理由はありません。

利益率の高い商品には高めに、薄い商品は抑える。この使い分けで、利益を守りながら露出を作れます。一律に設定すると、薄利の商品が売れるほど苦しくなります。

最初は、主力の1〜2点だけ高めに設定します。全商品を対象にすると、クリエイター側で選べません。

高めというのは、同カテゴリの相場より少し上という意味です。相場は、管理画面で他の商品の報酬率を見れば分かります。

集中させることで、最初の紹介が生まれやすくなります。実績が1本できると、次の依頼がしやすくなる効果もあります。

一度高く設定した報酬率を下げると、紹介してくれていた相手が離れることがあります。

期間を区切って高くする形なら、この摩擦を避けられます。新商品の立ち上げ期だけ高くする、といった設計です。最初から期限を伝えておけば、下げても関係は保てます。

対象商品を選ぶ

どの商品を対象にするか
紹介の対象を決める
粗利が高い
対象にする。率を上げられる
見せると伝わる
動画に向く。紹介されやすい
在庫が安定している
切れると紹介した人に迷惑がかかる
単価が極端に低い
報酬が小さく、紹介されにくい

結論: 選ぶ基準は、紹介しやすいかどうかです。単価と利益率だけで選ぶと、紹介されないまま終わります。

どの商品を対象にするかで、結果が変わります。

紹介しやすい商品の条件

次の3つを満たす商品から選びます。

  • 実演の場面が作れる:使う、開ける、比べる動作がある
  • 映像で違いが分かる:使用前と使用後、他商品との差
  • 説明に専門用語が要らない:見れば分かる

化粧品や日用品はこの条件に合いやすい。逆に、成分の説明が中心になる商品や、効果が目に見えない商品は、報酬率を上げても紹介されません。

在庫に余裕がある商品を選ぶ

紹介が伸びると、想定を超える注文が入ります。在庫が足りないとキャンセルが発生し、評価が下がります。

対象にするのは、在庫を厚く持てる商品に限ります。少量生産の商品や、入荷に時間がかかる商品は避けたほうが安全です。

対象にした商品は、在庫の残り日数を週1回見ます。紹介が伸びると、通常の月とは減り方が変わるためです。

対象にした商品は、在庫の残り日数を週1回見ます。紹介が伸びると、通常の月とは減り方が変わるためです。

単価の目安

単価3,000円以上が扱いやすい範囲です。1,500円の商品で報酬15%なら225円で、紹介する側にとっての魅力が薄くなります。

低単価の商品を扱いたい場合は、セット販売にして単価を上げる方法があります。2点セット、3点セットを別の商品として登録し、そちらをアフィリエイトの対象にします。

単価報酬15%の場合の報酬額紹介者にとっての魅力
1,500円225円低い。数を売らないと成立しない
3,000円450円標準的
5,000円750円高い。1件の重みがある
10,000円1,500円高いが、購入のハードルも上がる

単価が上がるほど報酬額は増えますが、売れる件数は減ります。3,000円から5,000円の帯が、双方にとって扱いやすい範囲です。

クリエイターに見つけてもらう

見つけてもらう順番
1
商品の説明を整える
紹介する側が使える材料を書く
2
報酬率を見える形にする
低いと選ばれない
3
サンプルを用意する
使わないと紹介できない商材は必須
4
実績を作る
売れている商品ほど紹介される

結論: 公開しただけでは見つかりません。直接声をかけることと、自社アカウントに実績を作ることの2つを並行させます。

ここが最も時間のかかる部分です。

直接声をかける

数千人規模のクリエイターから始めます。この層は返信率が高く、こちらの資料も読んでもらえます。

探し方は、自社の商材に近いジャンルで投稿しているアカウントを見ていくことです。直近1か月の投稿があるか、商品紹介の経験があるか、コメント欄に反応があるか。この3点で絞ります。

連絡の文面は短くします。商品名、報酬率、サンプル提供の有無、期待する内容の一言。この4つで足ります。長い文面は読まれません。

避けたいのは、同じ文面を大量に送ることです。定型文だと分かると、返信率が落ちます。相手の投稿に触れる一文を1行入れるだけで、反応が変わります。

1日に送る数は10件ほどが現実的です。1件あたり、相手の投稿を確認して文面を調整すると5分ほどかかります。1時間の作業になります。

自社アカウントに実績を作る・サンプル提供を組み合わせる

紹介する側から見ると、自社の動画が動いているブランドのほうが安心できます。売れている実感があるためです。

自社で週5本の投稿を続けていると、依頼への反応も変わります。アフィリエイトと自社動画は、別々の施策ではなく相互に支え合う関係です。

商品を実際に使ってもらうと、紹介の質が上がります。ただし、送っても投稿されないことは頻繁に起きます。

送る前に、直近の投稿を確認するひと手間を入れてください。この確認だけで、投稿率が3割から7割に変わります。

紹介者として始める場合

紹介する側で決める3つ
01
扱う分野を絞る
何でも紹介すると信用されない
02
自分で使う
使っていないものは説明できない
03
表示の作法を守る
依頼であることを明示する

結論: 在庫を持たずに始められますが、成果が出るまでには継続が要ります。商品は、自分が実際に使っているものに限ります。

紹介する側として始める場合の要点です。

準備するもの・商品の選び方

必要なのはアカウントと、動画を作る環境だけです。条件を満たせば、提携の申請ができます。

条件は変更されることがあるため、アプリ内の案内で確認してください。

使ったことのない商品は紹介しないでください。質問に答えられず、視聴者の信頼を失います。

扱うジャンルを絞ることも重要です。化粧品と家電と食品を並行して紹介すると、視聴者から見て何のアカウントか分からなくなります。

紹介の際は、無償提供や報酬を受けている場合、その事実を明示する必要があります。これは相手のためだけでなく、自分を守ることにもなります。

最初の3か月でやること

3か月の進め方
1
1か月目|商品と率を整える
紹介される準備
2
2か月目|自社の動画で実績を作る
売れている状態にする
3
3か月目|紹介を募る
実績があると集まる
4
以降|率を調整する
成果の出た人に厚く

結論: 1か月目は設定と声かけ、2か月目は紹介の質を上げる資料づくり、3か月目は人数の拡大です。順番を守ると立ち上がりが速くなります。

進め方の目安です。

時期やること目標
1か月目設定、主力商品の絞り込み、10人に声かけ紹介1本目を出す
2か月目資料の整備、サンプル提供の開始紹介者3〜5人
3か月目声かけの拡大、報酬率の調整紹介者10人以上

1か月目|1本目を出す

最初の紹介が出るまでが、いちばん難しい。実績がないため、判断材料がないからです。

現実的なのは、既存の取引先や、知人のクリエイターに依頼することです。1本でも紹介の実績があると、次からの声かけが通りやすくなります。

既存顧客の中に、投稿しているアカウントを持つ人がいることもあります。購入者に呼びかけてみると、思わぬところから見つかることがあります。すでに商品を使っている人なので、紹介の質も高くなります。

2か月目|資料を整える

紹介が始まったら、質を上げる作業に移ります。用意するのは3つです。

商品の要点を3つに絞った資料。使える表現と避ける表現の一覧。伸びた紹介動画の参考。

とくに表現の一覧は、化粧品や食品では必須です。相手に法規制の知識を求めるのは無理があります。

一覧には、避ける表現とその言い換えを対にして書きます。使えない言い方だけを並べても、撮影の現場では何と言えばいいのか分かりません。10通りの言い換えがあれば迷いません。

資料はA4で1枚に収めます。長い説明書は読まれず、結局は商品ページを見て紹介されることになります。

3か月目|人数を広げる

紹介者が1人か2人の状態は危険です。その人が投稿をやめれば売上が止まります。

数千人規模の層を中心に、15人から20人まで広げます。1人あたりの売上は小さくても、全体では波が小さくなります。

この段階では、記録も始めます。紹介者名、投稿日、売上、サンプル提供の有無。表計算ソフト1枚で足ります。

3か月分が溜まると、続けて投稿してくれる人と1回で終わる人がはっきり分かれます。前者に新商品を優先して回すと、施策全体の効率が上がります。

つまずきやすい点

結論: 相談の多い詰まり方は3つです。誰も紹介してくれない、送ったサンプルが投稿されない、1人に依存している。それぞれ原因が違います。

実際に起きる問題を整理します。

紹介されない、投稿されない、1人に頼りきる

公開しただけで待っている状態です。多くの商品が並ぶ中で、偶然見つけてもらえることはほとんどありません。

直接声をかけてください。数千人規模の相手なら、10人に連絡すれば数人から返信が来ます。ここから始まります。

事前の確認をせずに送ると、投稿率は3割から5割にとどまります。

直近1か月の投稿、紹介の経験、コメントの反応、ジャンルの近さ。この4点を確認してから送ってください。確認は1件3分ほどです。

順調に立ち上がったときほど起きやすい。ある1人の紹介が伸びると、その人だけで売上が立つためです。

上位1人が売上の5割を超えたら、層を広げる合図です。実際に、その人の投稿が止まった月に売上を7割落とした事例があります。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreではアフィリエイトの立ち上げから、クリエイターの選定、資料の整備までを支援しています。最初の詰まりどころは業種によって変わります。

アプリ|設定はしたが2か月動かなかった

報酬率を15%で全商品に設定し、公開したまま待っていた状態でした。紹介は0本です。

やったのは、待つのをやめることでした。主力の2点だけ報酬率を上げ、それ以外はいったん対象から外します。そのうえで、ジャンルの近いクリエイター12人に直接連絡しました。

返信は5人。うち3人が紹介してくれました。1本目が出たのは連絡から9日後です。

3か月後には紹介者が14人になりました。動かなかった2か月と、動き出した3か月の違いは、待つか声をかけるかだけでした。

メディア|1人の紹介者に頼りきりだった

立ち上がりは速く、初月から売上が立っていました。あるクリエイターの紹介が伸びたためです。

問題は4か月目に起きました。その人が別案件で忙しくなり、投稿が止まった月に売上が7割落ちています。上位1人が全体の8割を占めていました。

対策として、フォロワー数千人の層を中心に依頼先を広げました。半年で紹介者は22人になり、上位1人の比率は3割まで下がっています。

並行して、資料の整備も進めました。要点3つ、表現の一覧、参考動画。この3点を渡すようになってから、初めて紹介する相手でも質が安定するようになっています。

TikTokキャスティング・PR|1,000名超のクリエイターから起用

よくある質問

Q. アフィリエイトを始めるのに費用はかかりますか?

A. 出店者として始める場合、初期費用はかかりません。売れた分だけ報酬を払う仕組みです。ただしサンプルを提供する場合は、その原価と送料が発生します。

Q. 設定にはどれくらい時間がかかりますか?

A. 管理画面での作業は1時間ほどです。ただし前提として、ショップの開設と商品の登録が済んでいる必要があります。開設の審査には数営業日かかります。

Q. 報酬率はいくらに設定すればいいですか?

A. 一律ではなく商品ごとに変えてください。立ち上げ期は、主力の1〜2点だけ相場より少し高めに設定して集中させると動きやすくなります。相場は管理画面で他の商品を見れば分かります。

Q. 公開したのに誰も紹介してくれないのはなぜですか?

A. 待っていても見つけてもらえません。ジャンルの近いクリエイターに直接連絡してください。数千人規模の相手なら、10人に声をかければ数人から返信があります。

Q. 最初の紹介が出るまでどれくらいかかりますか?

A. 声をかけ始めてから2週間ほどが目安です。支援先では、12人に連絡して5人から返信があり、1本目が出たのは9日後でした。公開して待つだけの状態では、2か月経っても0本ということが起こります。

Q. どの商品を対象にすればいいですか?

A. 実演の場面が作れて、映像で違いが分かり、説明に専門用語が要らない商品です。加えて、在庫を厚く持てることも条件になります。紹介が伸びて在庫切れになると、評価が下がります。

Q. 紹介する側として始めることもできますか?

A. できます。在庫を持たずに始められる点が利点です。ただし、使ったことのない商品は紹介しないでください。質問に答えられず信頼を失います。無償提供や報酬を受けている場合は、その事実の明示も必要です。

まとめ

アフィリエイトの立ち上げは、設定より声かけに時間がかかります。この記事の要点です。

  • 出店者側の設定作業は1時間ほど。前提としてショップの開設が要る
  • 報酬率は商品ごとに変える。立ち上げ期は主力1〜2点に集中させる
  • 対象商品は、紹介しやすさと在庫の余裕で選ぶ
  • 公開しただけでは見つからない。直接声をかけることから始まる
  • サンプルは送る前に4点を確認する。投稿率が3割から7割に変わる
  • 上位1人が売上の5割を超えたら、層を広げる合図

補足すると、立ち上げに成功した事業者に共通しているのは、最初の1本を自力で作りにいったことです。待っている限り、何も起きません。10人に連絡するという地味な作業が、その後の20人につながっています。

TikTokショップ全体の設計や販売経路とあわせて考えたい場合は、ピラー記事もご覧ください。

solezoreでは、アフィリエイトの立ち上げからクリエイターの選定、資料の整備までを支援しています。設定はしたが動いていない段階でも構いませんので、現状をお聞かせください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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