Threads(スレッズ)の使い方|返信・引用・メッセージのやり方と投稿の基本

Threads
5区画のトレーに1つずつ収まる5種の小物
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「投稿に返ってきた反応に、どう返信すればいいのか迷います」「メッセージを送りたいのに、送信ボタンが見当たりません」――Threadsの使い方については、この2つのご相談をよくいただきます。

結論からお伝えすると、Threadsに「コメント」という独立した機能はなく、その正体は返信です。返信は自分の[返信]タブに1つのスレッドとして残り、公開アカウントなら誰でも見られます(Instagramヘルプセンター、2026年9月19日確認)。引用は返信と別の機能で、元の投稿に自分の意見を添えて紹介する形です。メッセージ(DM)は日本では2025年7月から使えるようになりましたが、18歳以上で、かつ一定の条件を満たす相手としかやりとりできません。

solezoreでは、Threadsの機能を大工道具の箱に近いものだと考えています。全部の道具を使いこなす必要はなく、よく使う機能が手に馴染んでいれば仕事は進みます。使わない機能を覚えることに時間を割く必要はありません。

この記事では、検索でよく聞かれる返信・引用・メッセージのやり方を中心に、投稿の基本操作、ゴースト投稿、検索とタグ、通知の設定、連投の組み方までを、実際に複数のアカウントを運用している立場から解説します。

検索で迷いやすい3つの言葉
01
コメントの仕方
正式には「返信」。この先で説明する返信と同じ操作
02
引用の仕方
返信とは別の機能。自分の意見を添えて元の投稿を紹介する
03
メッセージ
18歳以上・条件を満たす相手だけに送れる個別のやりとり
  1. Threadsでできること|投稿・返信・引用・メッセージなど7つの機能
    1. 7つの機能の使う場面と、覚える順番
    2. 優先して覚える機能・後回しでよい機能
  2. 投稿の基本操作|文字数と使える要素
    1. 投稿の手順・文字数の目安
    2. 添付テキストで長文を届ける方法
    3. 画像と動画の扱い
    4. 下書きと編集の扱い
  3. 返信の使い方|「コメント」は返信と同じ操作です
    1. 「コメント」と「返信」は同じ操作です
    2. 返信の公開範囲と承認
    3. 返信・引用できる人を制限する設定
    4. 自分の投稿への返信
    5. 他の人の投稿への返信
  4. 引用とリポストの使い分け・やり方
    1. 引用が向く場面
    2. 操作の違い|引用とリポストのやり方
    3. 批判的な引用は避ける
  5. メッセージ(DM)の使い方
    1. メッセージを使える条件|年齢と相手
    2. グループメッセージの人数
    3. 対応の担当と時間帯を決める
  6. ゴースト投稿の使い方
    1. ゴースト投稿の出し方
    2. 返信の届き方・使う場面
  7. 検索とタグ・アンケートの使い方
    1. 検索の使い道
    2. タグの扱い
    3. アンケートの使い方
  8. 通知と設定の整え方
    1. 通知の設定・見る時間を決める
  9. 連投の組み方
    1. 連投が向く場面・分け方の目安
  10. 使い方でよくある間違い
    1. 転載をそのまま流す・返信を放置する
    2. 事業のアカウントで避ける操作
  11. solezoreの支援事例|業種別の進め方
    1. 美容|通知を切って運用が戻った例
    2. 食品|連投に切り替えて読まれた例
  12. よくある質問
  13. まとめ

Threadsでできること|投稿・返信・引用・メッセージなど7つの機能

結論: 使う機能は、投稿・返信・引用とリポスト・メッセージ・ゴースト投稿・検索・タグとアンケートの7つです。中心は投稿と返信で、残りは目的に応じて使う補助的な機能になります。

まず全体を並べます。

7つの機能の使う場面と、覚える順番

機能何をするか事業で使う場面
投稿テキストや画像・動画を出す情報発信の中心
返信(コメント)他の投稿に返す・返ってきた反応に返す会話づくり・表示を伸ばす
引用・リポスト他の投稿を紹介する関係づくり・話題の広げ方
メッセージ個別のやりとり(18歳以上)相談への対応
ゴースト投稿24時間で消える投稿気軽な一言・反応を見る
検索投稿や人を探す業界の動きを見る
タグ・アンケート話題の分類・意見を聞く読者の反応を集める

使う頻度が最も高いのは返信です。投稿と同じくらい、あるいはそれ以上の時間を返信に使っているアカウントのほうが伸びます。最初に投稿、次に返信、そのあとで引用。この順で慣れると迷いません。

メッセージとゴースト投稿、検索は、必要になった場面で触れば足ります。最初から全機能を使いこなそうとすると、投稿そのものが止まってしまいます。

優先して覚える機能・後回しでよい機能

すべての機能を業務に組み込む必要はありません。「多機能なSNSほど使いこなすべきだ」と考えがちですが、実際には使わない判断をしたほうが続けやすくなります。

たとえばアンケートの機能や、細かな表示の設定。これらは運用の成否をほとんど左右しません。触らないと決めておくほうが、担当者の負担が軽くなります。優先順位としては、投稿・返信・引用の3つを先に固め、メッセージとゴースト投稿はそのあとで試すという順番が現実的です。

投稿の基本操作|文字数と使える要素

結論: 投稿は1回500文字までですが、別に添付テキストとして最大10,000文字の長文を追加できます(Metaニュースルーム、2026年9月19日確認)。写真・動画・GIF・タグ・アンケートも投稿画面から追加できます。

操作と、書き方の目安をあわせて見ます。

投稿の手順・文字数の目安

  1. 画面下の作成ボタンを押します
  2. 本文を入力します。1行目に何の話かが分かる言葉を置きます
  3. 必要なら画像・動画・タグ・アンケートを添えます
  4. 公開の範囲を確認して投稿します

2番目が最も大事です。冒頭の1行で読むかどうかが決まるため、前置きから入る文章はそこで飛ばされます。

500文字まで入りますが、実際に読まれやすいのは80〜150文字あたりです。スクロールの手を止めさせるには、一目で全体が見える長さのほうが有利になります。

1本出すまでの流れ
1
書く
1投稿に1つの話。詰め込まない
2
画像を足すか決める
無くてもよい。文章だけで伸びる場面が多い
3
出す時間を選ぶ
毎回変えない。固定すると比べられる
4
出したら30分は見ておく
最初の返信に返す

添付テキストで長文を届ける方法

500文字に収まらない話も、添付テキストという別枠に置けます。Metaニュースルームによると、新規投稿画面で画像やGIFのアイコンの横にあるボタンから添付テキスト画面を開き、最大10,000文字まで入力できます(太字・斜体の装飾も可能)。入力を終えたら[完了]を押し、本文やトピックを入れて投稿する流れです。

500文字に収まらない話は、連投に分けるだけでなく、添付テキストで1投稿のまま完結させる方法もあります。ただし添付テキストは開かないと読めないため、本文側には要点だけを置き、続きを読みたい人だけが開く設計にするほうが実用的です。

画像と動画の扱い

画像は複数枚を添えられます。動画も投稿できますが、Threadsは動画を見る場としては使われていません。

写真を主役にしたい場合は、Instagramのほうが向きます。Threadsでは、写真は文章の補足として使うほうが噛み合います。文章だけで意味が通る投稿に、参考として1枚添える。この形が実用的です。

下書きと編集の扱い

書きかけの投稿は下書きとして残せます。まとめて書いて溜めておく運用では、この機能を使います。

ただし下書きは端末の中に残るため、担当者が替わると引き継げません。複数人で運用する場合は、共有の表計算やメモに文面を溜めておき、出すときにアプリへ貼る形のほうが安全です。

投稿後の編集は、公開から一定の時間内であれば行えます。誤字に気づいた場合はこの範囲で直せますが、時間を過ぎると削除して出し直すという判断になります。ここで注意したいのは、投稿を削除しても、そこに付いた他の人の返信は消えないことです(Instagramヘルプセンター「Threadsの投稿」、2026年9月19日確認)。「消せば会話ごときれいになる」と思われがちですが、実際には元の投稿だけが無くなり、返信だけが宙に浮いた状態で残ります。

会話が生まれている投稿は、多少の誤字があっても消さないほうが得です。次の投稿で訂正を添えるほうが、宙に浮いた返信を作らずに済みます。

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返信の使い方|「コメント」は返信と同じ操作です

結論: Threadsに「コメント」という独立した機能はありません。返信すると自分の[返信]タブに1つのスレッドとして残り、公開アカウントなら誰でも見られます(Instagramヘルプセンター「Threadsでの返信について」、2026年9月19日確認)。

最も重要な機能です。「返信ばかりしていると、投稿する時間が減る気がします」というご相談をいただくことがありますが、返信に使った時間のぶんだけ、次の投稿の反応につながっている印象があります。

「コメント」と「返信」は同じ操作です

他のSNSに慣れていると「コメント」という言葉で探しがちですが、Threadsの機能名は返信です。検索で「スレッズ コメントの仕方」とたどり着いた場合も、この先の操作がそのまま当てはまります。Instagramのコメント欄と似た働きをしますが、Threadsでは返信そのものが1つの投稿として扱われる点が違います。自分のプロフィールの[返信]タブに履歴が残るため、あとから見返すのも簡単です。

返信の公開範囲と承認

公開プロフィールであれば、Threadsの中でも外でも誰でも返信を見られます。非公開プロフィールの場合、自分をフォローしていない人に返信すると、その返信は相手にだけ表示され、他の人には見えません。

投稿する側が「返信の承認」をオンにしていると、返信は承認待ちの状態に入ります。承認されるまで、その返信は投稿者以外には表示されません。事業アカウントとして返信を送る場合、相手がこの設定を使っていると反映まで時間がかかることも覚えておきます。

返信・引用できる人を制限する設定

投稿ごとに、誰が返信・引用できるかを絞れます。既定は「すべての人が返信・引用できます」で、これを「フォロー中のプロフィール」か「メンションのみ」に変更できます。

絞ると届く範囲は狭くなりますが、荒れやすい話題を出すときには有効です。ただし、範囲を絞った投稿はフェディバース(他の互換アプリ)にはシェアされなくなるため、広く届けたい発信では既定のままにしておきます。

自分の投稿への返信と、他人の投稿への返信
自分の投稿への返信
会話が続くほど表示が伸びる
短くてよい
早く返すほど反応が増える
他人の投稿への返信
自分を知らない人にも届く可能性がある
中身が要る
売り込むと嫌われる

自分の投稿への返信

付いた返信には、短くてよいので返します。1件30秒で終わります。

返信が続いている投稿は、その後も長く表示され続けます。投稿を1本増やすより、付いた返信に返すほうが数字への影響は大きい――これが運用していての実感です。

返す内容は凝らなくて構いません。ありがとうございますだけで終わらせず、相手の言葉を1つ拾って一言添える。これで会話が1往復増えます。

他の人の投稿への返信

こちらは、新しい読者に見つけてもらう手段になります。返信は、その投稿を見ている人の目に触れるためです。

ただし、宣伝目的で返信を送るのは逆効果です。自社の話に無理につなげた返信は、相手にも読者にも見抜かれます。話題に対して自分の経験を1つ足す形が、最も自然に届きます。

1日に送る返信は3〜5件で十分です。数を追うと、1件あたりの中身が薄くなります。

引用とリポストの使い分け・やり方

結論: 引用は自分の意見を添えて紹介する形、リポストはそのまま流す形です。事業のアカウントでは、元の読者にも自分の言葉が届く引用のほうを主に使います。

似ていますが役割が違います。

引用が向く場面

同業や取引先の投稿に、自社の見方を添えて紹介する。この形は、相手の読者にも届き、自分の考えも示せます。

業界のニュースに対して、現場ではどう受け止めているかを添える使い方も有効です。ニュースをそのまま流すより、一言の解釈が入るだけで読む価値が生まれます。まったく反応せずに眺めているだけでは、読者にとってはニュースの又聞きと変わりません。

操作の違い|引用とリポストのやり方

投稿の下にあるリポストのアイコンをタップすると、[リポスト]と[引用]の選択肢が出ます。リポストを選べば、自分の言葉を足さずにそのまま相手の投稿が自分のプロフィールにも流れます。引用を選ぶと、自分のコメントを添えた状態で新しい投稿として公開されます。

同じ「紹介する」行為でも、リポストは看板をそのまま貸す動きに近く、引用は看板の横に自分の一言を掲げる動きに近いといえます。事業アカウントで使うなら、ほとんどの場面で引用のほうが目的に合います。

批判的な引用は避ける

他社や他の人の投稿を否定する形で引用すると、一時的に反応は増えます。ただし、それは会社の印象として残ります。

会話の場である以上、そこでの振る舞いはそのまま評価になります。反論したい場合も、相手を引かずに自分の投稿として意見を述べるほうが安全です。参考にしたいだけの投稿であれば、引用せずに保存し、自分の言葉で改めて書き直すという選択肢もあります。

引用とリポスト、どちらを使うか
他人の投稿を扱いたい
→
自分の意見を足したい
引用。元の投稿の読者にも自分の言葉が届く
広めるだけでよい
リポスト。自分の言葉は残らない
反論したい
引用は避ける。争いになりやすい
参考にしたいだけ
保存して、自分の言葉で書き直す

メッセージ(DM)の使い方

結論: メッセージ(DM)は日本では2025年7月15日から使えるようになりました。使えるのは18歳以上の利用者に限られ、送り合える相手にも条件があります(Metaニュースルーム、2026年9月19日確認)。

個別対応の話です。「DMを送ろうとしたのに、送信ボタンが見当たりません」というお声もよくいただきますが、年齢か、相手との関係の条件に当てはまっていない可能性があります。

メッセージを使える条件|年齢と相手

Metaニュースルームは、DMを使えるのは18歳以上の利用者に限定されると案内しています。ローンチ時点では、送り合える相手も「Threadsで自分をフォローしている人、あるいはInstagramの相互フォロワー」に限られる説明でした。

その後、2025年9月18日と10月23日にこの機能は拡張されています。以前の条件のまま止まっている担当者も見かけますが、現在の細かな条件はアプリ内の案内で確認するのが確実です。自分がフォローしていない人からのメッセージは、通常の受信箱とは別にメッセージリクエストへ分かれて届きます。

グループメッセージの人数

グループチャットには、Threadsで自分をフォローしている相手を最大50アカウントまで追加できます。コミュニティ全体への一斉送信というより、顔の見える範囲を集めた同窓会名簿に近い感覚です。

事業アカウントで使うなら、常連客や取材協力者など、顔の見える相手を集めた小さな連絡網として使う形が現実的です。

メッセージ(DM)を使う前に確認する3つ
01
年齢
18歳以上の利用者に限られる
02
送り合える相手
フォロー関係など一定の条件がある(機能拡張中のため画面で確認)
03
グループの人数
最大50アカウントまで追加できる

対応の担当と時間帯を決める

公開の返信でやりとりしていた話が、個別の相談に移ることがあります。金額の話や、自社の事情を含む話は、公開の場では続けにくいためです。

この移行がスムーズにできるかどうかで、集客の成否が変わります。やりとりの途中で、個別に伺いましょうかと一言添えられる準備をしておきます。

個別のやりとりが来たとき、誰が返すかを決めておきます。決まっていないと、返信が遅れて機会を逃します。返す時間帯も決めておくと運用が楽になります。24時間対応する必要はなく、営業時間内に返す形で十分です。

ゴースト投稿の使い方

結論: ゴースト投稿は、投稿から24時間が経つと自動的にアーカイブされる機能です。届いた返信は、自分の受信箱にメッセージとして届きます(Metaニュースルーム、2026年9月19日確認)。

新しめの機能です。

ゴースト投稿の出し方

ゴースト投稿の出し方
1
投稿画面を開く
通常の投稿と同じ画面から
2
下部のゴーストアイコンをタップ
通常投稿からの切り替え
3
本文を入れて投稿する
24時間で自動的にアーカイブされる
4
届いた返信を確認する
受信箱にメッセージとして届く

投稿画面の下部にあるゴーストのアイコンをタップすると、通常投稿からゴースト投稿に切り替わります。本文を入れて投稿すれば完了で、特別な設定は要りません。

24時間が経つと、その投稿は自動的にアーカイブされ、プロフィールのタイムラインには残らなくなります。「消える投稿はThreadsには無い」と考えていた方もいますが、2025年10月に追加された比較的新しい機能です。

返信の届き方・使う場面

ゴースト投稿への返信は、通常の[返信]タブではなく、自分の受信箱にメッセージとして届きます。相手が自分をフォローしていない場合は、メッセージリクエストのほうに入ります。

公開の場に残したくない軽い一言や、反応だけを知りたい投げかけに向く機能です。事業アカウントであれば、明日の投稿はAとBどちらが見たいか、といった軽い問いかけに使うと、通常の返信よりも気軽な反応が集まりやすくなります。

検索とタグ・アンケートの使い方

結論: 検索は業界の動きを見る用途で使います。投稿にはトピックのタグを付けたり、アンケートを添えたりできます(Instagramヘルプセンター「Threadsの投稿」、2026年9月19日確認)。

見つけてもらう仕組みの話です。

検索でできる3つ
01
自分の話題を探す
同じ話をしている人に返信する入口
02
自分の名前を探す
言及されているかを確認する
03
競合を見る
何が反応されているかを知る

検索の使い道

自社名や商品名で検索すると、どう言われているかが分かります。週に1回見るだけで、対応が必要な投稿に気づけます。

業界の言葉で検索するのも有効です。同じ困りごとを書いている人が見つかれば、そこが返信の相手になります。投稿のネタ探しとしても、検索は最も手軽な手段です。見る曜日を決めておくと、忘れずに続きます。

タグの扱い

投稿画面の[タグ]から、内容に合うトピックをタグ付けできます。付けられるのは1投稿につき1つだけです(Metaの発表・2023年12月8日)。既存のトピックから選ぶか、新しく作ります。

1つしか付けられない分、投稿の内容といちばん近いトピックを選びます。ただ、タグの選び方に時間を使うより、冒頭の1行を書き直すほうが数字は動きます。優先順位としては、タグは最後です。

アンケートの使い方

投稿画面の[アンケート]を使うと、選択式の質問を投稿に添えられます。文章で意見を求めるより、タップ1つで答えられる分だけ反応が集まりやすくなります。

新商品の色や、次の投稿テーマなど、答えが数個に絞れる問いに向きます。自由記述が必要な相談ごとには向かないため、目的に応じて通常の投稿と使い分けます。選択肢は少なく絞るほうが、答える側の負担が増えず、回答率も落ちにくくなります。

通知と設定の整え方

結論: 通知は絞ります。全部を受け取る設定のままだと、担当者が疲弊して運用そのものが止まります。

続けるための設定です。

通知の設定・見る時間を決める

通知の種類事業アカウントでの推奨
自分の投稿への返信受け取る
いいね切る(数が多く、対応が不要なため)
フォロー週にまとめて確認
メッセージ受け取る
おすすめの投稿切る

返信とメッセージだけを受け取る形にすると、対応が必要なものだけが手元に届きます。いいねの通知を切るだけで、担当者の負担は半分以下になります。

通知を切っても、アプリを開いたときに全部を追ってしまうと同じことです。見る時間を1日2回と決めておきます。朝と夕方、それぞれ15分。この枠の中で返信と確認を終える運用にすると、他の業務を圧迫しません。

連投の組み方

結論: 長い話は1投稿に詰めず、連投に分けます。3〜5投稿が読みやすい範囲で、それを超えると最後まで読まれません。

まとまった内容を出す方法です。

連投が向く場面・分け方の目安

手順の説明、事例の紹介、考え方の整理。この3つは連投に向きます。

1投稿目で全体像を出し、2投稿目以降で中身を分ける。1投稿目だけで意味が通るように書くのが要点で、ここが未完成だと続きが読まれません。

  1. 1投稿目|結論と、何の話かを1行で
  2. 2〜4投稿目|中身を1つずつ。それぞれが単体でも読める形にします
  3. 最後の投稿|まとめか、読者への問いかけ

各投稿は80〜150文字に収めます。長い投稿を連ねると、読む負担が重なって離脱します。500文字に収まらない話は、連投にするか、先に触れた添付テキストにするかの二択です。

使い方でよくある間違い

やりがちなことと、代わりにやること
やりがち
お知らせだけを出す
議論に乗る
伸びない投稿を消す
複数の話を1本に詰める
代わりに
意見を求める形にする
収まらない話題から離れる
残して次に生かす
1投稿1つの話にする

結論: 間違いの形は決まっています。他のSNSの転載、返信の放置、通知の全受信、そしてタグへの過剰な期待。この4つです。

先に潰せる話です。

転載をそのまま流す・返信を放置する

「同じ内容なら手間が省ける」と思われがちですが、写真前提で書いた文章はテキストだけになると意味が通りません。

同じ内容を扱うのは構いませんが、書き直します。手間としては1投稿2分ほどで、この2分で反応が変わります。

投稿だけして返信を見ていないアカウントは、伸びが止まります。会話が生まれない場所だと判断されるためです。返信に使う時間を1日15分、業務として確保します。この15分が最も費用対効果の高い作業になります。

事業のアカウントで避ける操作

個人で使う分には問題なくても、会社の名義では避けたほうがよい操作があります。

  1. 相互フォローを目的にしたフォロー返し。読者の質が下がり、届く相手がずれます
  2. 反応を求めるためだけの投稿。「いいねしてくれた方に返します」の形は、会話の中身が残りません
  3. 他社への批判的な引用。反応は増えますが、会社の印象として長く残ります
  4. 未確定の情報の投稿。訂正しても、最初の投稿のほうが広く残ります

4番目は特に注意が要ります。Threadsは会話の場である分、社内の温度がそのまま出やすい面です。発売時期や価格など、決まっていないことは書かないという線を最初に引いておきます。判断に迷ったときに聞ける相手を1人決めておくと、投稿を止めずに済みます。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、使う機能を4つに絞ってから運用を始めます。ここでは2つの業種で、何を変えたかを紹介します。

美容|通知を切って運用が戻った例

サロンを運営する事業者からご相談をいただいた例です。3か月続けた投稿が、4か月目に止まっています。

理由を聞くと、通知が1日に200件以上届き、担当の方が確認しきれなくなっていました。すべてを見ようとして、結局アプリを開かなくなったという流れです。

打った手は、通知をいいねとおすすめ表示について切り、返信とメッセージだけを残すことでした。あわせて、見る時間を朝夕15分ずつに決めています。

翌週から投稿が再開し、2か月目には返信の対応も追いつくようになりました。運用が止まる原因が、内容ではなく通知の量だったという例です。

食品|連投に切り替えて読まれた例

加工食品を扱う事業者です。原材料へのこだわりを伝えたいという意図で、1投稿に400文字前後を書き続けていました。

数字を見ると、表示回数は出ているのに返信がほとんど付いていません。長すぎて最後まで読まれていない状態です。

そこで、同じ内容を4つに分ける連投に切り替えました。1投稿目に結論を置き、2投稿目以降で理由を1つずつ。文字数は各120文字前後です。

3週目から返信が付き始め、1か月後には表示回数も1.8倍になりました。「書く量は変えていないのに反応が変わりました」というお言葉を、担当の方からいただいています。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. Threadsは何文字まで投稿できますか?

A. 1回の投稿は500文字までです。ただし、添付テキストという別枠を使えば最大10,000文字の長文を追加できます(2026年9月19日確認)。読まれやすいのは80〜150文字あたりで、長い投稿はスクロールの途中で飛ばされます。まとまった内容を伝えたい場合は、3〜5投稿の連投か、添付テキストに分けます。

Q. 「コメント」と「返信」は違う機能ですか?

A. 同じ操作です。Threadsに独立した「コメント」機能はなく、他のSNSでコメントと呼ばれる操作がThreadsでは返信にあたります。返信は自分の[返信]タブに残り、公開アカウントなら誰でも見られます。

Q. 返信と引用の違いは何ですか?

A. 返信はその投稿に直接返す形、引用は自分の意見を添えて紹介する形です。返信は会話を作り、表示の広がりに直接つながります。引用は元の投稿の読者にも届くため、関係づくりに向きます。そのまま流すだけのリポストは、自分の言葉が残らない点が引用と違います。

Q. メッセージ(DM)は誰でも使えますか?

A. 使えるのは18歳以上の利用者に限られます。日本では2025年7月15日にこの機能が始まりました。送り合える相手にも条件があり、フォローしていない相手からのメッセージはメッセージリクエストに分かれて届きます。グループチャットは最大50アカウントまで追加できます。

Q. ゴースト投稿とは何ですか?

A. 投稿から24時間が経つと自動的にアーカイブされる機能です。投稿画面下部のゴーストアイコンから出せます。届いた返信は[返信]タブではなく、受信箱にメッセージとして届きます。

Q. 投稿を削除すると、付いた返信も消えますか?

A. 消えません。投稿を削除しても、そこに付いた他の人の返信はそのまま残ります。消えるのは元の投稿だけです。誤字の訂正であれば、削除せずに次の投稿で補うほうが、返信が宙に浮いた状態を避けられます。

Q. 通知が多すぎて対応しきれません。どうすればいいですか?

A. いいねとおすすめ表示の通知を切り、返信とメッセージだけを残します。この設定だけで届く量は半分以下になります。あわせて、見る時間を1日2回、それぞれ15分と決めておくと他の業務を圧迫しません。

Q. タグはいくつ付けられますか?

A. トピックのタグは1投稿につき1つだけです(Metaの発表・2023年12月8日)。内容といちばん近いものを1つ選びます。タグの調整に時間を使うより、冒頭の1行を書き直すほうが数字は動きます。

Q. 他のSNSと同じ投稿を流してもいいですか?

A. そのまま流すと反応が返りにくくなります。写真に添える前提で書いた文章は、テキストだけになると意味が通らないためです。同じ内容を扱うのは構いませんが、冒頭の1行を会話の入り口に書き換えます。

まとめ

Threadsの使い方について、要点を整理します。

  • 覚えるのは投稿、返信、引用、メッセージの4つ。連投とゴースト投稿は必要になってから
  • 「コメント」はThreadsでは返信のこと。検索で迷ったらここに戻る
  • 投稿は500文字まで。読まれやすいのは80〜150文字、収まらない話は添付テキストか連投へ
  • 返信が最も重要。1件30秒の作業が次の投稿を押し上げる
  • 引用は意見を添えて紹介する形。批判的な引用は印象に残るため避ける
  • メッセージは18歳以上限定。相手の条件も含めて画面で確認する
  • 投稿を削除しても、付いた返信は消えない
  • ゴースト投稿は24時間で消え、返信はDMに届く
  • 通知はいいねとおすすめを切る。負担が半分以下になる
  • タグは1投稿に1つだけ。選び方より冒頭の1行が先

本文で触れなかったことを1つ足します。操作に慣れる最短の道は、1週間だけ読む側に回ることです。自社が届けたい層のアカウントを20ほどフォローし、何が流れてくるかを見る。この1週間で、書き方の感覚は説明を読むより早く掴めます。

やらないほうがよいこともあります。全機能を使いこなそうとすること、通知を全部受け取ること、そして最初の投稿を自己紹介にすること。3つ目は特に見落とされますが、誰かも分からない相手の経歴を読む人はいません。

次の一歩は、通知の設定を見直すところからです。ここが整っていないと、他の工夫が続きません。

基本操作を覚えたあと、続かずに止まるアカウントが多いです。続ける体制に自信がないなら、運用を任せた場合の費用の目安を先に見ておくと、始める前に線を引けます。

solezoreでは、運用の設計から投稿と返信の代行、数字の確認までを承っています。まず設定の整理と使う機能の絞り込みだけ、というご依頼もお受けしています。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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