TikTokショップのやり方完全攻略|出品・設定・運用の正解と実践テクニック

TikTokショップのやり方完全攻略|出品・設定・運用の正解と実践テクニック TikTokショップ・ライブ
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「商品は登録できたが、その後どう動かせばいいのか分からない」「注文が入ったとき何をすればいいのか、事前に把握しておきたい」――やり方についてのご相談は、この2つに分かれます。

結論からお伝えすると、TikTokショップの作業は登録・連携・出荷の3つに整理できます。このうち登録は最初の1回で終わり、以降は連携と出荷の繰り返しになります。全体像を先に押さえると、覚えることはかなり少ない。

solezoreでは、最初に全部の設定を完璧にしようとしないことをおすすめしています。商品を3点だけ登録して1件売ってみると、どこで詰まるかが分かります。100点を登録してから走り出すより、はるかに速い。

この記事では、全体の流れから商品登録の手順、配送と在庫の設定、動画への紐づけ、注文が入ってからの作業、売上の確認、つまずきやすい設定、1週間の運用の型までを順に解説します。

動かすまでの流れ
1
商品を登録する
名前・画像・価格・在庫
2
配送と在庫を設定する
送料と発送までの日数
3
動画に紐づける
動画から直接たどれる形にする
4
注文を処理する
出荷と問い合わせ

TikTokショップのやり方|全体の流れ

結論: 作業は登録・連携・出荷の3つに分かれます。毎日発生するのは連携と出荷で、登録は最初にまとめて済ませます。

やることが多いように見えますが、整理すると3種類しかありません。

3つの作業の中身

登録は、ショップの開設と商品の登録です。開設は1回、商品登録は商品が増えるたびに発生します。

連携は、動画やライブに商品を紐づける作業です。投稿のたびに発生するため、頻度がもっとも高い。

出荷は、注文への対応です。梱包、発送、追跡番号の登録。売れれば売れるほど増えます。

この3つのうち、売上に直結するのは連携です。登録だけを丁寧にやって連携をしていない出店者が多く、これが冒頭に書いた売れない状態の正体です。

着手の順番・最初から全商品を並べない

初めての場合、次の順で進めます。

  1. ショップを開設する(審査に数営業日)
  2. 主力商品を3〜5点だけ登録する
  3. 配送と在庫の設定を確認する
  4. 商品を紐づけた動画を1本投稿する
  5. 注文が入ったら出荷までを一度通す

5番目までを一度やると、全体像が体に入ります。ここまで来てから商品を増やすほうが、後の手戻りが減ります。

100点の商品を持っている場合でも、最初は3〜5点に絞ります。理由は2つあります。

ひとつは、動画をつくれる本数に限りがあるためです。紹介されない商品は、登録しても誰にも見られません。

もうひとつは、設定の誤りに気づきやすいことです。3点なら修正は数分ですが、100点だと数時間かかります。

商品を登録する手順

登録で止まる3つ
01
画像が用意できていない
後回しにすると公開が止まる
02
カテゴリが決まらない
競合が入っているところに合わせる
03
許認可が要る商材
先に確認する

結論: 登録で時間がかかるのは画像と説明文です。ここを型にしておくと、1点あたり10分ほどで登録できるようになります。

商品登録は管理画面から行います。入力する項目は多く見えますが、埋め方を決めてしまえば作業になります。

入力する主な項目

必要になるのは次のような情報です。

  • 商品名:検索に使われる語を前半に置く
  • カテゴリ:近いものではなく、競合が使っているものに合わせる
  • 画像:1枚目は動画で使うカットと揃える
  • 価格と在庫数:バリエーションごとに設定する
  • 商品説明:成分、サイズ、使い方、注意事項
  • 配送方法と日数:現実的な日数を入れる

このうち、後から影響してくるのが配送日数です。楽観的な日数を設定すると、出荷が間に合わずスコアが下がります。

商品名の付け方・画像と説明文を型にする

商品名には、検索で使われる語を前半に入れます。表示されるのは前半だけなので、ブランド名を先頭に置くと、何の商品か分からないまま並びます。

書き方の順番としては、商品の種類、特徴、対象、ブランド名の順が扱いやすい。記号を多用すると読みにくくなるため、使うのは中黒程度に留めます。

画像は5枚から7枚を用意します。1枚目は商品全体、2枚目以降で使用場面、サイズ感、素材の質感、内容物を見せる。この順番を固定すると、新商品でも迷いません。

説明文も枠を決めておきます。誰向けか、何が特徴か、仕様の一覧、注意事項、よくある質問。この5段落の型があれば、商品ごとに中身を入れ替えるだけで済みます。

型ができると、1点あたりの登録が10分ほどに収まります。型がない状態だと、1点に30分以上かかることも珍しくありません。

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配送と在庫の設定

配送の決め方は2通り
商品代に含める
表示価格が上がる
比較で不利
かごで落ちにくい
別に取る
表示価格は安く見える
最後に出ると離脱する
商品ページで先に条件を出す

結論: 設定でもっとも影響が大きいのは配送日数と在庫数です。この2つの誤りが、スコア低下の原因の大半を占めます。

登録の中でも、後から響くのがこの領域です。

配送日数は余裕を持たせる

注文から発送までの日数を設定します。ここで実際より短い日数を入れると、繁忙時に守れません。

現実的なのは、通常より1日多めに設定することです。早く届く分には問題になりませんが、遅れると評価に直結します。

土日の扱いも決めておきます。金曜の夕方に入った注文をいつ出すのか。ここが曖昧だと、担当者によって対応が変わります。

在庫数は実数より少なく登録する

動画が伸びる日は予測できません。平常時の10倍以上の注文が入ることがあります。

対策として、実在庫の3分の2ほどを登録数にします。30個持っているなら20個を登録し、10個を緩衝材にする。売り切れ表示は機会損失に見えますが、キャンセルによる評価の低下のほうが後を引きます。

他のモールと併売している場合は、在庫の連携も確認します。片方で売れた分が反映されないと、二重に売ってしまいます。

送料の決め方

送料を購入者負担にするか、こちらが持つかを決めます。単価3,000円以下の商品では、送料の有無が購入率を大きく動かします。

現実的なのは、一定金額以上で無料にする形です。まとめ買いを促す効果もあり、1件あたりの送料負担を下げられます。

無条件で送料無料にする場合は、その分を価格に含めるか、利益率で吸収するかを先に決めます。あとから送料設定を変えると、購入率が落ちて理由が分からなくなります。

動画に商品を紐づける

紐づける順番
1
商品が写っている動画を選ぶ
写っていないと押されない
2
商品を紐づける
動画から直接たどれる
3
動画の中で言及する
口で言わないと気づかれない
4
押された数を見る
押されていなければ見せ方を変える

結論: 売上に直結するのはこの作業です。登録しただけの商品は、どの面にも表示されません。

商品を登録しても、それだけでは誰にも見つかりません。動画やライブに紐づけて、はじめて人が来ます。

紐づけの操作

動画を投稿する画面で、紹介する商品を選びます。投稿後に追加することもできます。

注意点は、商品が動画に映っていない状態で紐づけないことです。動画の内容と商品が一致していないと、視聴者は押しません。

1本の動画に複数の商品を紐づけることもできますが、1本1商品のほうが動きます。選択肢が増えると、視聴者は選ぶのをやめます。

紐づけた後は、実際に自分のアカウントで動画を見て、リンクが表示されているかを確認します。編集の途中で外れていることがあり、投稿画面では気づけません。

過去の動画にも紐づける

見落とされがちなのが、過去に投稿した動画です。商品を登録する前に投稿した動画には、当然リンクが付いていません。

伸びている過去の動画があるなら、そこに商品を紐づけるだけで動線が生まれます。追加の制作は不要で、作業は数分です。

支援先では、この作業だけで1か月の注文が2割ほど増えた例があります。手をつけていない出店者が多い領域です。

注文が入ってからの作業

注文後にやること
注文が入った
期限内に出荷する
遅れると評価が下がる
追跡番号を登録する
登録しないと未発送の扱いになる
問い合わせに答える
その日のうちに一次返信
返品の依頼
条件に沿って処理する

結論: 注文から発送までの手順を決めておくと、繁忙時でも崩れません。決めるのは、確認・梱包・登録の3工程です。

初めての注文が入ると、何をすればいいか迷います。手順を先に決めておきます。

発送までの流れ・確認の時刻を決める

作業は次の順に進みます。

  1. 管理画面で注文を確認する(1日2回、決まった時刻に見る)
  2. 在庫を引き当てる
  3. 梱包する
  4. 発送する
  5. 追跡番号を管理画面に登録する

5番目の登録を忘れると、発送済みとして扱われません。ここが抜けると、期限内に出荷していても遅延と判定されることがあります。

注文の確認を思い出したときにやる運用では、必ず漏れます。1日2回、朝と夕方に決まった時刻で見る形にします。

注文が増えてきたら、通知を受け取る設定にします。ただし通知だけに頼ると、見落としたときに気づけません。時刻を決めた確認は残しておきます。

出荷が集中したときの対応

動画が伸びた翌日は、注文が急増します。この日の準備が、平時の運用で決まります。

梱包資材は通常在庫の3倍を持っておく。繁忙時に半日だけ手伝える人を確保しておく。この2つがあれば、200件規模の注文でも回せます。

間に合わないと判断したら、出荷日を伸ばす連絡を先に入れます。黙って遅れるより、事前に伝えたほうが評価への影響を抑えられます。

売上の受け取りと管理画面

結論: 売上の入金には締めと支払いの周期があります。手元の資金繰りを組むときは、この周期を先に確認します。

販売した金額がいつ入るのかは、事業の計画に直結します。

入金の周期を確認する・見る画面を絞る

売上は、一定の周期で締められ、手数料が差し引かれた金額が登録した口座に入金されます。周期や条件は変更されることがあるため、管理画面の該当ページで確認してください。

返品やキャンセルが発生した場合、その分は調整されます。1か月の売上と入金額が一致しないのは、この調整が理由であることが多い。

管理画面には多くの数字が並びますが、毎日見るのは3つで足ります。

見るもの頻度何を判断するか
未出荷の注文数1日2回出荷が滞っていないか
商品ページへの遷移数週1回動画が興味につながっているか
セラースコア週1回運用に問題が出ていないか

売上金額は毎日見たくなりますが、日単位では上下が大きく、判断材料になりません。週単位で見るほうが方針が安定します。

返品とキャンセルの扱い

返品の申し出があった場合、対応の可否と手順を先に決めておきます。都度判断していると、担当者によって回答が変わります。

決めるのは3点です。どういう理由なら受けるか、返送料はどちらが持つか、返金までに何日かかるか。この3つを社内で共有し、商品説明にも書いておきます。

キャンセルは、こちらから行うと評価に影響します。在庫がない状態で受注しないことが、いちばんの対策になります。

つまずきやすい設定

見落とされやすい3つ
01
発送までの日数
実態より短く設定して遅延になる
02
在庫の連動
他で売れた分が反映されない
03
返品の条件
表示が要る。初期値のままにしない

結論: 相談の多い設定は5つに集約されます。事前に知っておけば、いずれも数分で避けられます。

支援の現場で繰り返し出てくる詰まりどころを挙げます。

症状原因対処
商品が表示されない審査中または非公開設定状態を確認し、審査結果を待つ
動画に商品が付けられないショップと動画アカウントが未連携連携設定を確認する
送料が想定と違う送料設定が商品ごとに未反映商品単位の設定を見る
注文が遅延扱いになる追跡番号の登録漏れ発送後に必ず登録する
在庫が合わない他モールとの二重販売在庫連携か、登録数を減らす

審査で止まったときと、連携が済んでいないとき

登録した商品が公開されない場合、審査で止まっていることがあります。とくに化粧品や食品では、表現や成分の記載が理由になりやすい。

差し戻しの通知には理由が書かれています。文言を直して再申請する流れですが、同じ表現が他の商品にも使われているなら、まとめて直したほうが速い。

動画に商品を紐づけられない場合、ショップと投稿用アカウントの連携が済んでいない可能性があります。

この設定は開設時に一度行うものですが、アカウントを変更した際に切れることがあります。担当者が変わったタイミングで確認しておくと安心です。

複数人で運用する場合、管理画面の権限を分けられます。全員に全権限を渡すと、意図しない設定変更が起きます。

商品を登録する人、出荷を担当する人、数字を見る人。役割ごとに必要な範囲だけを割り当てます。退職や異動があったときは、その都度の見直しを忘れないようにします。

運用を回す1週間の型

1週間の型
1
週のはじめに動画の予定を組む
何本、どの商品を
2
まとめて撮る
都度撮ると止まる
3
毎日、注文と問い合わせを見る
ここだけは毎日
4
週末に数字を見る
表示・押された数・購入

結論: 週の作業を曜日で固定すると、担当者が変わっても回ります。制作・投稿・確認の3つを分けて配置します。

日々の判断を減らすことが、続けるための条件です。

曜日ごとの割り当て・誰がやるかを決める

型の一例を挙げます。

  1. 月曜:先週の数字を確認し、伸びた動画の型を選ぶ
  2. 火曜:今週分の動画をまとめて撮影する
  3. 水〜金:1日1本ずつ投稿し、商品を紐づける
  4. :ライブ配信(固定の曜日と時刻で)
  5. :注文状況の確認と、翌週の準備

撮影を1日にまとめるのが要点です。毎日撮ろうとすると、他の業務との兼ね合いで崩れます。

作業を曜日に割り当てたら、担当者も決めます。兼任であっても、この時間はこの作業という枠を作ります。

支援先の例では、撮影を火曜午前の2時間に固定し、その時間だけは他の予定を入れない運用にしたことで、投稿の途切れがなくなりました。時間を確保することのほうが、作業を速くする工夫より結果に表れます。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreではショップの開設から商品登録、動画連携、運用の型づくりまでを支援しています。詰まる場所は業種によって変わります。

アパレル|200点を登録して止まっていた

在庫のある商品をすべて登録した状態で、動画は1か月に4本。登録作業に3週間かかり、そこで力尽きたというお話でした。

やり方を逆にしました。まず売れ筋の5点に絞り、その5点だけで週5本の動画を出す。残りの195点はいったん非公開にします。

3か月後、売上の8割がこの5点から生まれていました。現在は、動画をつくれる本数に合わせて公開する商品を入れ替える運用にしています。登録した商品の数と売上は比例しない、という分かりやすい例でした。

食品|出荷が追いつかなくなった

動画が1本伸び、翌日に注文が180件入りました。通常は1日10件ほどです。

このときは出荷が3日遅れ、セラースコアが下がりました。回復までに1か月以上かかっています。

以降の対策として3つを実施しました。在庫の登録数を実数の3分の2にする。梱包資材を常に3倍持つ。繁忙時に手伝える人を2名確保しておく。

半年後に同じ規模の注文が入った際は、当日中に出荷できました。伸びること自体は良いことなので、伸びた日に耐えられる体制を先に作っておく必要があります。

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よくある質問

Q. 商品は何点くらい登録すればいいですか?

A. 最初は3〜5点に絞ってください。紹介する動画をつくれる本数に限りがあるため、登録しただけの商品は誰にも見られません。動画の本数が増えてきたら、それに合わせて公開する商品を増やします。

Q. 登録した商品が表示されないのはなぜですか?

A. 審査中か、非公開の設定になっている可能性があります。化粧品や食品では、表現や成分の記載が理由で差し戻されることもあります。通知に理由が書かれているので、確認して修正してください。

Q. 動画に商品を紐づけられないのはどうしてですか?

A. ショップと投稿用アカウントの連携が済んでいない可能性があります。開設時に一度行う設定ですが、アカウントを変更した際に切れることがあります。連携の状態を確認してください。

Q. 過去に投稿した動画にも商品を付けられますか?

A. 付けられます。すでに伸びている動画があるなら、そこに紐づけるだけで動線ができます。制作は不要で作業は数分です。手をつけていない出店者が多い領域なので、まず確認してみてください。

Q. 在庫はすべて登録して問題ありませんか?

A. 実在庫の3分の2ほどに抑えることをおすすめします。動画が伸びた日は平常時の10倍以上の注文が入ることがあり、在庫切れによるキャンセルは評価を大きく下げます。

Q. 出荷が間に合わないときはどうすればいいですか?

A. 遅れると分かった時点で、購入者に連絡を入れてください。黙って遅れるより影響を抑えられます。あわせて、繁忙時に手伝える人をあらかじめ確保しておく体制を整えておきます。

まとめ

TikTokショップのやり方は、登録・連携・出荷の3つに整理できます。この記事の要点です。

  • 作業は3種類だけ。売上に直結するのは連携で、登録ではない
  • 最初は3〜5点に絞る。動画をつくれる本数が上限になる
  • 配送日数は1日多めに、在庫は実数の3分の2で登録する
  • 過去の動画への紐づけは、制作不要で動線が増える打ち手
  • 発送後の追跡番号の登録を忘れると、遅延と判定される
  • 週の作業を曜日で固定すると、担当者が変わっても回る

補足すると、運用が回り始めた事業者から出てくる相談は、設定の話から企画の話に変わります。どの商品をどの順で出すか、次に撮るのは何か。この段階に入ったら、やり方はもう身についています。設定で悩んでいる期間は、実は思っているより短い。

TikTokショップ全体の設計や販売経路とあわせて考えたい場合は、ピラー記事もご覧ください。

solezoreでは、ショップの開設から商品登録、運用の型づくりまでを支援しています。登録は済んだが動かせていない段階でも構いませんので、現状をお聞かせください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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