MEO対策・ローカルSEOの正解|店舗集客で売上を伸ばす実践テクニック

MEO対策・ローカルSEOの正解|店舗集客で売上を伸ばす実践テクニック SEO・コンテンツ
1つの器からの距離が違う、3つの石が並ぶ
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「同じ商圏の同業店が必ず上に出てきます。何が違うのか知りたいです」「地図の対策は業者に任せるものなのか、自社でできるものなのか判断できません」――MEOに関するご相談は、この2つが多くを占めます。

結論からお伝えすると、地図の枠に入るかどうかは、登録情報の精度・検索した人との距離・その店がどれだけ知られているかの3つでおおむね決まります。このうち距離は変えられないため、実際に手を入れるのは残り2つです。

solezoreでは、地図の対策を店の前の道路にたとえて説明しています。道路を作り替えることはできませんが、看板を出し、明かりを付け、通りがかった人に声をかけることはできます。距離という条件は変えられなくても、選ばれる確率は動かせます。

地図の枠に入るかを決める3つ
01
距離
検索した人との近さ。最も強く、変えられない
02
関連性
業種と情報の一致。ここは直せる
03
知名度
クチコミと言及。時間をかけて積む

この記事では、MEOとローカルSEOの関係、順位を決める要素、サイト側で行う対策、クチコミの扱い、業種ごとの優先順位、複数店舗の設計、効果の測り方までを、実際に代行している立場から解説します。

MEO対策とローカルSEOの関係

結論: MEO対策は地図の枠での表示を狙う施策、ローカルSEOは地域を含む検索全体での露出を狙う施策です。範囲としてはローカルSEOのほうが広く、MEOはその一部にあたります。

言葉の整理から始めます。

2つの言葉の使い分け

MEOは、地図の枠に表示されるための施策を指して使われます。店舗情報の登録内容、クチコミ、写真の更新といった作業が中心です。

ローカルSEOは、地域を含む検索で自社が見つかるための施策全体を指します。地図の枠だけでなく、通常の検索結果に出る自社サイトのページも含みます。

実務では両方が必要です。地図で見つけてもらい、サイトで判断してもらう流れになるため、片方だけを整えても取りこぼしが出ます。

通常の検索対策との違い・どちらを先にやるか

比較の軸地図の枠(MEO)通常の検索結果
何を最適化するか店舗情報の登録内容サイトのページと記事
順位を決める主な要素情報の精度・距離・クチコミ内容の一致・専門性・外部評価
反応が出るまで1〜3か月3〜12か月
かかる費用無料。代行は月1万5,000円〜記事制作費が主。月20万円〜
向く事業実店舗・来店型商圏を問わない事業

立ち上がりの早さが大きく違います。来店で売上が立つ業種では、記事を書き始めるより先に地図側を整えるほうが、数字が動くのが早くなります。

来店が売上に直結する業種は、地図が先です。飲食、美容、整体、歯科、動物病院などが該当します。

商圏が広い、あるいは全国から問い合わせが来る事業は、通常の検索対策が先です。地図の枠に入っても、来られない距離の人には意味がありません。

判断に迷ったら、狙うキーワードで実際に検索してみてください。検索結果の上部に地図が出るなら、そこが主戦場です。

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地図の枠に入るかを決める3つの要素

結論: 影響するのは、検索語と店舗情報の一致度、検索した人との距離、その店がどれだけ知られているかの3つです。距離以外の2つに作業を集中させます。

要素ごとに見ていきます。

検索語との一致度

登録したカテゴリー、説明文、サービス欄の内容が、検索された言葉とどれだけ合っているかを見ています。

ここでよくある失敗が、カテゴリーの選択です。実態と違うカテゴリーになっていると、該当する検索に出てきません。整体院が接骨院のカテゴリーで登録されている、といったずれが実際にあります。

主カテゴリーは1つしか選べないため、最も売上の大きい施術に合わせます。残りは副カテゴリーで拾います。

距離という動かせない条件

検索した人の現在地から近い店舗が優先されます。これは条件であって、対策の対象にはなりません。

ただし、まったく手が出ないわけでもありません。商圏の中心から離れた立地の場合、その地名を含む検索で確実に見つかる状態を作れば、距離の不利をある程度は埋められます。

説明文とサイトに、最寄り駅からの経路と所要時間を明記します。距離が遠いこと自体より、行き方が分からないことのほうが機会損失になります。

知られているかどうか

クチコミの件数と評点、他のサイトでの言及、サイトへの被リンク。これらが、その店がどれだけ知られているかの目安として扱われます。

3つの要素のうち、最も手を入れやすいのがここです。クチコミは依頼の仕組みを作れば増えますし、地域の情報サイトへの掲載も申請できます。

同じ商圏で条件が近い2店舗なら、クチコミの差がそのまま順位に表れます。ここを放置している店舗は多く、着手した分だけ差が付きます。

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距離は変えられない前提で何をするか

距離を変えられないなら、どこを動かすか
地図で上に出たい
関連性を上げる
業種の設定と、情報の埋まり具合
知名度を上げる
クチコミと、他サイトでの言及
商圏を分けて考える
遠い人向けは地図ではなく検索記事で取る
店舗を増やす
距離そのものを変える唯一の手

結論: 立地の不利は、検索される言葉の幅を広げることで補います。地名だけでなく、目的を含む検索で見つかる状態を作ります。

具体策を挙げます。

地名以外の入口を作る

駅名を含む検索では近い店に勝てない場合、別の言葉で入口を作ります。施術名、症状名、対応できる条件などです。

たとえば「駐車場のある美容室」「個室のある歯科」「夜9時まで営業」といった条件は、地名より狭い検索ですが、来店の意思が強い人が使います。

これらの条件は、属性欄とサービス欄に登録できます。登録していない条件は、絞り込みの対象になりません。

商圏の実態を確認する

そもそも、どこから来ているのかを把握します。予約時に最寄り駅を聞いている店舗なら、その集計で商圏が分かります。

想定より広い範囲から来ている場合、狙う地名を増やす余地があります。逆に半径1キロ以内がほとんどなら、その範囲での見え方に集中します。

solezoreでは、この確認を最初に行います。対策する地名を決めないまま作業を始めると、成果の判定ができません。

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サイト側で行うローカルSEO

サイト側でやる順番
1
店舗ページを作る
1店舗1ページ。まとめない
2
住所と電話を統一する
表記が揺れると別の店と見なされる
3
地図を埋め込む
迷わず着ける状態にする
4
地域名を自然に入れる
詰め込まない。不自然な繰り返しは逆効果

結論: 地図から来た人は、そのあと必ずサイトを見ます。ここに判断材料が揃っていないと、表示が増えても来店にはつながりません。

ここを飛ばして地図だけを整えている店舗が多いです。

店舗ページを1店舗1ページで作る

複数店舗を1ページにまとめている場合、地名を含む検索に対応できません。店舗ごとにページを分けます。

各ページに入れるのは、住所、地図、電話番号、営業時間、最寄り駅からの経路、駐車場の有無、担当者の情報です。地図の枠を見た人が確認したい項目と一致します。

表記は、地図側の登録内容と揃えます。店名、住所、電話番号の書き方が食い違っていると、同じ店だと認識されにくくなります。

地域を含むページを作る

商圏の地名を含むページを作ると、通常の検索結果からも入口ができます。「地名+業種」で検索する人を拾うためです。

ただし、地名だけを差し替えた同じ内容のページを量産しないでください。中身が同じページが並ぶと、評価が分散するうえに、重複として扱われます。

作るなら、その地域ならではの内容を入れます。近隣の施設、その地域の客層の特徴、アクセスの実情。書けないなら作らないほうが安全です。

予約と問い合わせの導線

地図から来た人は、電話かルート案内で行動します。サイトを見た人は、予約フォームか電話です。

このとき、スマートフォンで電話番号がすぐ押せる位置にあるかを確認します。画面の下に固定で表示させる形が確実です。

予約システムを使っている場合、地図側にも予約のリンクを登録できます。1回の操作で予約まで進める状態を作ります。

クチコミの扱い

やってよいことと、やってはいけないこと
やってよい
体験の直後に依頼する
その場で開ける形にする
全件に返信する
低評価にも丁寧に返す
やってはいけない
見返りを付ける
身内に書かせる
低評価の削除を求める
業者から買う

結論: クチコミは、順位と来店判断の両方に影響します。依頼の仕組みを作るかどうかで、集まる件数が大きく変わります。

集め方と扱い方を整理します。

依頼を業務に組み込む

依頼をしない状態では、クチコミは月1〜2件しか集まりません。会計時に一言添える形にするだけで、月10件以上に増える店舗が多くあります。

仕組みとして機能させるには、誰がいつ声をかけるかを決めます。担当者の判断に任せると、忙しい日には抜けます。

二次元コードを卓上や会計場所に置き、その場で投稿してもらう形が最も反応が良い方法です。帰宅後に思い出してもらう形は、投稿率が大きく下がります。

見返りを渡す依頼は禁止

割引や特典と引き換えにクチコミを集める行為は、ポリシーで禁止されています。発覚した場合、投稿がまとめて削除されることがあります。

投稿を代行する業者からの営業もありますが、これも同様です。件数を保証する提案は、条件を満たすのが難しいと考えます。

正攻法で集めた投稿は削除されません。時間はかかりますが、資産として残ります。

業種別に優先順位が変わる

業種で効く場所が違う
01
飲食
写真とクチコミ。中の様子が見えるかで決まる
02
士業・医療
情報の正確さと、対応の丁寧さ。写真は補助
03
修理・出張
対応エリアの明記。距離の不利を情報で補う

結論: 同じ地図の対策でも、業種によって効果の出やすさが違います。来店の頻度と、比較の対象になる店舗数で判断します。

業種ごとの傾向を示します。

優先度の高い業種と理由・業種特有の注意点

業種優先度理由
飲食その場で探して当日来店。比較対象が多い
美容・整体商圏が狭く、クチコミが判断材料になる
医療症状で急いで探す。営業時間の確認が要る
宿泊予約サイト経由が主。地図は補助
小売在庫の有無で来店が決まる
法人向けサービス地図で探されない。通常の検索が主

法人向けのサービスは、地図の枠にほぼ表示されません。この場合、労力は通常の検索対策に回します。

医療系では、表現の制約があります。効能や症状の改善を約束する書き方は使えないため、説明文の作成に確認の工程が要ります。

飲食では、写真の鮮度が判断を左右します。季節のメニューが古いままだと、営業しているかどうかから疑われます。

宿泊では、予約サイトの情報と地図の情報が食い違うことがあります。営業時間や設備の記載は、両方を揃えます。

複数店舗・エリア展開の設計

複数店舗の組み方
1
1店舗1ページにする
まとめると、どの店も上がらない
2
権限を1か所で管理する
店ごとに散らすと、退職時に触れなくなる
3
情報の書き方を揃える
表記の揺れが別店舗として扱われる原因になる
4
更新の担当を決める
店任せにすると、更新が止まる店が出る

結論: 店舗が増えるほど、管理の手間が増えます。最初に共通の型を決めておくと、10店舗を超えても運用が破綻しません。

設計の考え方を示します。

共通部分と店舗固有部分を分ける

説明文、サービス欄、写真の撮り方は共通の型を作ります。店舗ごとに一から考えると、品質にばらつきが出ます。

一方、住所、営業時間、スタッフ、駐車場の情報は店舗ごとに変えます。ここを共通にすると、実態と違う情報が出ることになります。

型を1つ作っておけば、新店舗の立ち上げが1日で終わります。solezoreで複数店舗を扱う場合、この型の作成を最初に行っています。

権限と更新の担当を決める

全店舗を本部でまとめて管理するか、店舗ごとに担当を置くかを決めます。どちらでも構いませんが、混在させると更新が止まります。

現場に任せる場合は、管理者権限を渡し、更新する項目を限定します。営業時間と写真だけを現場、それ以外は本部という分担が実務的です。

あわせて、退職時に権限を外す手順も決めておいてください。ここを決めていない企業が多く、退職した担当者の個人アカウントが残り続けている事例をよく見ます。

効果の測り方と判断の時期

追う数字と、見なくてよい数字
追う
地図での表示回数
経路案内の回数
電話の発信
来店の実数
見なくてよい
クチコミの総件数
星の平均だけ
他店との単純比較

結論: 見るのは、業種や地名で検索されて表示された回数と、電話・ルート案内・サイトへのクリックの3つです。判断は着手から3か月後に行います。

順位そのものは、見る対象になりません。

表示と行動を分けて見る

管理画面では、表示回数と、そこから起きた行動が分けて表示されます。この2つは別の問題として扱ってください。

表示が少ないなら、カテゴリーと説明文の見直しです。表示はあるのに行動が少ないなら、写真とクチコミの問題です。

原因の切り分けができていないと、写真を増やしたのに表示が変わらない、といった空回りが起きます。

3か月で判断する

地図の対策は、通常の検索対策より立ち上がりが早く、1〜3か月で数字が動きます。判断は3か月後に行います。

ただし、着手前の数字を記録しておかないと比較できません。作業を始める前に、表示回数と行動の数を1か月分控えておきます。

solezoreでは、この記録を最初の作業として扱っています。着手後に「増えた気がする」で終わらせないためです。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、着手前に商圏と現状の数字を確認し、対策する地名を決めてから作業に入ります。ここでは2つの業種で、何を変えたかを紹介します。

宿泊|予約サイト頼みから直接予約を増やした

ご相談をいただいたのは客室12室の旅館です。予約の9割以上が予約サイト経由で、手数料の負担が重いという課題がありました。

地図の登録内容を確認すると、写真が外観2枚だけで、客室や食事の写真がありませんでした。予約サイトには数十枚あるのに、地図側には何も置かれていない状態です。

まず写真を28枚追加し、説明文に食事の内容と送迎の可否を記載しました。あわせて、地図側に自社サイトの予約ページを登録しています。

4か月目に、サイトからの直接予約が月4件から月13件に増えました。予約サイト経由の件数は減っていません。地図から直接来る経路が増えた分の上積みです。

医療|診療時間の検索に対応できていなかったクリニック

内科と小児科を併設するクリニックからのご相談で、夕方以降の来院が少ないという課題でした。

調べると、地図の営業時間が昼休みを含めた通しの時間で登録されていました。実際には13時から15時まで休診ですが、その情報が出ていません。

営業時間を実態に合わせて分割し、土曜の診療時間と、予防接種の受付時間を別途登録しました。属性欄には、駐車場の台数と、オンライン予約の可否も追加しています。

2か月後、夕方の時間帯の電話が増え始めました。診療時間を正確に登録し直しただけで、それまでは開いているかどうかが分からずに諦められていたということです。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. MEO対策にかかる費用はどのくらいですか?

A. 自社で行う場合は無料です。管理画面の利用に費用はかからず、必要なのは月2〜3時間の作業時間だけになります。代行に依頼する場合は、1店舗あたり月1万5,000円から5万円が相場です。複数店舗では1店舗あたりの単価が下がることが多くあります。

Q. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?

A. 1〜3か月が目安です。通常の検索対策より立ち上がりが早く、登録内容を整えた翌月から表示回数が動くこともあります。判断は3か月後に行ってください。ただし、着手前の数字を記録しておかないと比較ができません。

Q. ローカルSEOとMEO対策は違うものですか?

A. ローカルSEOのほうが範囲の広い言葉です。地域を含む検索で見つかるための施策全体を指し、地図の枠に加えて自社サイトのページも含みます。MEOは地図の枠に絞った施策を指して使われます。実務では両方が必要になります。

Q. 順位を保証する業者に依頼してもいいですか?

A. 慎重に判断してください。地図の順位は検索した人の位置や他店の動きでも変わるため、外部から確約できる性質のものではありません。件数や順位を保証する提案は、条件の定義を細かく確認したうえで判断することをおすすめします。

Q. クチコミを増やすために特典を渡してもいいですか?

A. 禁止されています。割引や景品と引き換えに投稿を集める行為はポリシー違反にあたり、発覚すると投稿がまとめて削除されることがあります。会計時に口頭で依頼する、二次元コードを置く、といった正攻法で集めてください。

Q. 複数店舗の情報を1つにまとめられますか?

A. まとめられません。住所が異なれば別の拠点として扱われるため、店舗ごとに登録が必要です。ただし1つのアカウントから全店舗を管理できます。サイト側も1店舗1ページで作ってください。

まとめ

MEO対策とローカルSEOについて、要点を整理します。

  • 地図の枠に入るかは、情報の一致度・距離・知られているかの3つで決まる
  • 距離は変えられない。手を入れるのは残り2つ
  • カテゴリーの設定が最優先。実態と違うと該当する検索に出ない
  • 地図から来た人は必ずサイトを見る。1店舗1ページで受け皿を作る
  • クチコミは依頼を仕組みにすると月10件以上に増える。特典を渡す依頼は禁止
  • 業種で優先度が変わる。法人向けサービスは通常の検索対策を優先
  • 判断は3か月。着手前の数字を必ず控えておく
  • 費用は自社なら無料、代行は1店舗あたり月1万5,000円から

補足すると、着手する前に一度、自分のスマートフォンで自社の店名を検索してみてください。

表示された営業時間は正しいでしょうか。写真は今の店の様子でしょうか。クチコミの一番上に出ているのは何年前の投稿でしょうか。多くの店舗で、この3つのどれかが古いまま残っています。

solezoreでは、地図の対策からサイト側の店舗ページ整備までを一括で承っています。まずは現状の数字を測るところからでも構いません。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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