Instagramライブアクティビティの正体|通知の仕組みと活用するメリット

Instagramライブアクティビティの正体|通知の仕組みと活用するメリット Instagram
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「ライブを始めれば、フォロワー全員に通知が飛ぶと思っていました」「アクティビティという画面があるのは知っていますが、何を見る場所か分かりません」――通知まわりについては、この2つのご相談をよく伺います。

結論からお伝えすると、ライブの開始通知は全員には届きません。届く相手は限られ、しかも通知を切っている人も多くいます。通知を前提にした告知は成立しません。

solezoreでは、この仕組みを店の呼び込みにたとえて説明しています。声が届くのは近くにいる人だけです。遠くにいる人には、事前にチラシを配っておく必要があります。

この記事では、ライブアクティビティという言葉が指すもの、開始通知が届く仕組み、アクティビティ画面でできること、通知に頼らない告知の設計までを、実際に配信を運用している立場から解説します。

言葉が指しているものが2つある
配信の開始通知
フォロワーに届く
配信を始めた合図
見逃されやすい
反応の一覧画面
いいねやコメントが並ぶ
自分が受け取ったもの
対応の起点になる

ライブアクティビティという言葉が指すもの

結論: この言葉は2つの意味で使われます。端末側でリアルタイムの状況を表示する機能と、Instagram内のアクティビティ画面。どちらの話かで、確認する場所が変わります。

2つを整理します。

同じ言葉が指す2つのもの

一部の端末には、進行中の状況を画面に表示し続ける仕組みがあります。配達の状況やスポーツの経過などを、アプリを開かずに確認できる機能です。

Instagramがこの仕組みに対応しているかは、アプリと端末のバージョンによって変わります。対応の有無は、端末の設定画面で確認してください。

もう1つは、アプリ内にあるアクティビティの画面です。いいね、コメント、フォロー、メンションが一覧で表示されます。

事業者にとって重要なのは、こちらです。届いた反応を確認し、対応する場所になります。

事業者が押さえること

端末側の機能は、こちらで制御できません。対応していても、利用者が設定を切っていれば表示されません。

制御できるのは、告知の出し方と、反応への対応です。この2つに集中します。

どちらの意味であっても、通知に頼った運用は成立しません。届く相手が限られ、切っている人も多いためです。

告知は、通知とは別に設計します。

ライブ配信の開始通知はどう届くか

通知が届く相手は限られる
01
全員には届かない
よく見ている人に優先して出る
02
通知を切っている人には届かない
相手の設定次第
03
一覧の上に出る
通知に気づかなくても、開けば分かる

結論: ライブを始めると通知が送られますが、フォロワー全員には届きません。届く範囲は限られ、しかも通知を切っている人には表示されません。

仕組みを見ます。

届く相手は限られる

ライブの開始通知は、フォロワー全員に一斉送信されるわけではありません。関心が近いと判断された人を中心に届きます。

そのため、フォロワーが1万人いても、通知が届くのはその一部です。

利用者の側で、通知を種類ごとに切ることができます。ライブの通知だけを切っている人もいます。

通知が多いアプリでは、まとめて切る人も少なくありません。届く前提で計画を立てると、外れます。

画面上部の表示と、通知の効き

配信中は、フォロワーの画面上部に配信中であることを示す表示が出ます。ストーリーズが並ぶ場所です。

ただし、これもアプリを開いた人にしか見えません。開かなければ気づかれません。

以上から、通知だけで集まる視聴者は限られます。多くの場合、事前の告知で参加を決めた人が中心になります。

通知は、忘れていた人を思い出させる役割と考えます。

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アクティビティ画面でできること

反応を扱う順番
1
コメントに返す
早いほど会話が続く
2
保存された投稿を見る
何が役に立ったか分かる
3
メンションを確認する
紹介されたら返す
4
1日1回まとめて見る
都度見ると仕事にならない

結論: アクティビティ画面では、いいね・コメント・フォロー・メンションが一覧で確認できます。事業者にとっては、反応を取りこぼさないための場所です。

できることを見ます。

一覧で見るものと、メンション

いいね、コメント、新しいフォロワー、タグ付け、メンション。これらが時系列で並びます。

投稿を1本ずつ開いて確認するより、ここを見るほうが早く済みます。

他のアカウントが自社を紹介してくれた場合、メンションとして通知されます。

この投稿は、ストーリーズに再投稿できます。第三者の言葉として届くため、自社が言うより信頼されます。

見逃すと、この機会を失います。週1回は確認します。

コメントの扱いと優先順位

コメントには返信します。とくに質問には、その日のうちに答えます。

反応があるアカウントは、投稿の配信も安定する傾向があります。返信は、内容だけでなく運用の面でも意味があります。

すべてに同じ労力をかける必要はありません。優先順位は次のとおりです。

  1. 質問のコメント:その日のうちに答える
  2. メンション:ストーリーズに再投稿する
  3. ダイレクトメッセージ:定型の質問は保存済みの返信を使う
  4. 通常のコメント:まとめて返す
  5. いいねのみ:対応不要

この順で対応すると、時間をかけずに取りこぼしを防げます。

通知を活用する設計

通知に頼りすぎない3つ
01
事前に告知する
通知だけでは気づかれない
02
開始直後に投稿する
もう一度伝える
03
残して後から見せる
見逃した人が見られる

結論: 通知に頼れない前提で、届く人を増やす方法があります。ストーリーズでの事前告知と、通知を受け取ってもらう案内の2つです。

設計の要点です。

事前告知と、通知の案内

ライブの告知は5回出します。3日前のフィード投稿、前日と当日朝と直前のストーリーズ、開始直後の案内。

この5回で、通知が届かない人にも届きます。1回では足りません。

配信中に、通知を受け取る設定を案内する方法があります。「次回もお知らせが届くようにしておいてください」といった形です。

ただし、押しつけると離れます。配信の終わりに1回、軽く触れる程度にします。

覚えてもらう3つの手

曜日と時間を固定すると、通知がなくても見に来る人が生まれます。

「毎月第2・第4木曜の21時から」という形にします。毎回変えると、覚えてもらえません。

固定して3か月ほど続けると、開始直後から10人前後が入ってくる状態になります。通知に頼らずに集まる層が、この期間で生まれます。

配信の締めで、次回の日時を伝えます。見に来ている人は関心が高い層なので、最も届きやすい相手です。

あわせて、次回に何を紹介するかも伝えます。「次回は新作の入荷分を紹介します」という一言で、参加する理由になります。

Instagramの通知が届かない相手にも、公式LINEなら届きます。登録者に確実に届く点が違いです。

ライブの告知を公式LINEでも出す形にすると、参加する人が増えます。

通知が届かないときの見方

届いていないとき、原因はどれか
通知が届いていないようだ
相手が通知を切っている
こちらでは変えられない
よく見ている人が少ない
普段の投稿頻度が影響する
配信が短すぎた
通知が出る前に終わっている
そもそも届いている
気づかれていないだけ。告知で補う

結論: 通知が届かないという相談を受けることがありますが、多くは利用者側の設定です。こちらで制御できる範囲は限られます。

確認の順番です。

こちらで決められない部分

アプリの通知設定、端末の通知設定、おやすみモードの設定。この3つのどれかで切られていることがあります。

いずれも利用者の側の設定で、こちらからは変更できません。

自社の別アカウントでフォローしておき、配信時に通知が届くかを確認します。

届かない場合は、自社の設定を確認します。届く場合は、仕組みとしては動いています。

通知の到達は、こちらでは制御できません。ここに時間をかけるより、告知の回数を増やすほうが確実です。

告知の出し方を変えて、参加者数がどう変わるかを見ます。

通知の到達を追うより、こちらのほうが判断に使えます。

反応の管理と対応

返すものと、返さなくてよいもの
返す
質問のコメント
メンション
メッセージでの問い合わせ
返さなくてよい
いいねだけ
定型の宣伝コメント
荒らし

結論: 反応が増えると、取りこぼしが発生します。定型の質問には保存済みの返信を使い、判断が要るものだけを手で対応します。

管理の要点です。

返信の型と、対応する時間

よくある質問への回答を、あらかじめ登録しておける機能があります。

「営業時間は◯時から◯時です」「予約はこちらから」。登録しておくと、返信の手間が減ります。

問い合わせが多いアカウントでは、この機能だけで月に数時間の作業が減ります。

通知が来るたびに対応すると、他の作業が止まります。

1日2回、決まった時間にまとめて対応する形にします。朝と夕方など、業務の区切りに合わせます。

答えにくい質問と、外注の線引き

在庫の細かい状況、価格の交渉、個別の相談。これらは、その場では答えられません。

「確認してご連絡します」と伝え、担当に回します。曖昧に答えると、後で行き違いが生じます。

運用を代行会社に任せている場合、どこまでを代行側が返すかを決めておきます。

定型の質問は代行側、判断が要るものは社内。この線引きを最初に決めておくと、放置されるコメントが出ません。

在庫、価格、クレーム。この3つは、代行側では判断できません。社内に回す取り決めを書面にしておきます。

反応から次の投稿を決める

コメントで同じ質問が繰り返されるなら、それは情報が届いていないということです。

その質問に答える投稿を作ります。1人が聞いたということは、同じ疑問を持つ人が他にもいます。

問い合わせの内容は、投稿のテーマを探すうえで最も確実な材料になります。「ネタが尽きた」という状態は、多くの場合でこの材料を使っていないだけです。

通知に頼らない告知

告知の順番
1
1週間前に投稿で知らせる
予定に入れてもらう
2
前日にもう一度
忘れられている
3
開始直後にも出す
通知に気づいていない人向け
4
終わった後に残す
見逃した人が見られる

結論: 参加者を増やす確実な方法は、告知の回数を増やすことです。通知が届かない人にも、投稿とストーリーズなら届きます。

告知の設計です。

告知の回数と中身

3日前のフィード投稿、前日のストーリーズ、当日朝のストーリーズ、開始10分前のストーリーズ、開始直後の案内。

この5回で、フォロワーのうち投稿を見る人にはおおむね届きます。

何時から、何分間、何を紹介するか。この3つを書きます。

「新作を紹介します」だけでは、参加する理由になりません。具体的に書くほど、参加が増えます。

参加の理由と、別経路での告知

配信中だけの案内を用意する方法があります。ただし、毎回続けると、それがないと参加されなくなります。

月2回のうち1回だけにするなど、頻度を決めます。

登録者に確実に届きます。Instagramの投稿は全員に届くわけではありませんが、公式LINEは登録者に届きます。

配信の前日に1通送る形が現実的です。当日にもう1通送る形もありますが、頻度が高いとブロックされます。月4通程度を上限の目安にします。

既存の顧客に直接伝える

来店される方、購入された方には、その場で伝えられます。「毎月第2木曜の21時に配信しています」という一言です。

店頭に掲示する、同梱物に印刷する、名刺に書く。Instagramの外で伝える経路を持っておくと、通知の到達に左右されません。

支援先の飲食店では、レシートの裏に配信日を印刷しました。作業としては印刷の設定を1回変えるだけですが、来店した方が見に来るようになっています。

通知の種類と届く相手

結論: Instagramから送られる通知には複数の種類があり、それぞれ届く相手が違います。事業者が把握しておくべきは、どれが自社の告知に使えるかです。

種類ごとに見ます。

通知の種類と、届かない前提

通知の種類届く相手告知に使えるか
ライブの開始フォロワーの一部補助的にしか使えない
新しい投稿通知をオンにした人のみほぼ使えない
ストーリーズ通知は基本的に出ない画面上部の表示で気づかれる
ダイレクトメッセージ送った相手に確実に届く一斉送信はできない
コメントへの返信返信した相手に届く個別の対応のみ

一斉に確実に届く手段は、Instagramの中にはありません。この前提で告知を設計します。

新しい投稿の通知は、利用者が個別にオンにした場合のみ届きます。ほとんどの人はオンにしていません。

そのため、投稿を出しても、フォロワーが気づくのはタイムラインに表示されたときです。表示されるかどうかも、システムの判断によります。

気づかれる場所と、確実に届く手段

ストーリーズには通知が出ませんが、アプリを開いたときに画面上部に並びます。

ここに表示されるのは、よく見ているアカウントが上位です。日々ストーリーズを出しているアカウントは、上位に表示されやすくなります。

Instagramの中に、一斉に確実に届く手段はありません。公式LINEやメールなど、外部の手段を併用します。

ライブの前日に公式LINEで1通送る。この形にすると、通知の到達に左右されません。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、通知に頼らない告知の設計から支援することがあります。ここでは2つの業種で、何を変えたかを紹介します。

音楽|通知前提の告知をやめた

音楽教室を運営する企業から受けた相談です。月2回のライブを続けていましたが、視聴者は毎回8人前後でした。

告知は行っていませんでした。「ライブを始めれば通知が飛ぶので、それで集まると思っていた」という状態です。

告知を5回に増やしました。3日前のフィード投稿から、開始直後の案内までです。

3回目の配信で、最大同時視聴者数が31人になりました。配信の内容も時間帯も変えていません。通知に頼っていたことが、集まらない原因でした。

メディア|メンションの再投稿を運用に入れた

情報サイトを運営する企業のご相談を取り上げます。アクティビティ画面をほとんど見ていない状態でした。

確認すると、他のアカウントから月に10件以上のメンションが届いていました。記事を紹介してくれた投稿です。

週1回、メンションを確認してストーリーズに再投稿する運用を入れました。作業としては15分程度です。

3か月で、メンションの件数自体が増えました。再投稿されると分かると、紹介する人が増えるためです。第三者の言葉が届く経路を、取りこぼしていたという例です。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. ライブを始めるとフォロワー全員に通知が届きますか?

A. 届きません。関心が近いと判断された人を中心に送られ、しかも通知を切っている人には表示されません。フォロワーが1万人いても、通知が届くのはその一部です。通知を前提にした告知は成立しません。

Q. ライブアクティビティとは何ですか?

A. 2つの意味で使われます。1つは端末側でリアルタイムの状況を表示する機能で、対応はアプリと端末のバージョンによって変わります。もう1つはInstagram内のアクティビティ画面で、いいね・コメント・フォロー・メンションが一覧で見られる場所です。

Q. 視聴者を増やすにはどうすればいいですか?

A. 告知の回数を増やしてください。3日前のフィード投稿、前日・当日朝・開始10分前のストーリーズ、開始直後の案内。この5回です。通知の到達はこちらで制御できないため、告知に時間をかけるほうが確実です。

Q. アクティビティ画面は何を見る場所ですか?

A. いいね、コメント、新しいフォロワー、メンションが時系列で並びます。とくにメンションは重要で、他のアカウントが自社を紹介してくれた投稿をストーリーズに再投稿できます。週1回は確認してください。

Q. コメントへの対応はどこまで必要ですか?

A. 質問のコメントは、その日のうちに答えてください。メンションは再投稿、定型の質問は保存済みの返信を使います。いいねのみの反応には対応不要です。1日2回、決まった時間にまとめて対応する形にすると、他の作業が止まりません。

Q. 通知が届かないという声があった場合はどうすればいいですか?

A. 多くは利用者側の設定です。アプリの通知設定、端末の通知設定、おやすみモード。いずれもこちらからは変更できません。自社の別アカウントでフォローして、通知が届くかを確認してください。

まとめ

ライブアクティビティと通知について、要点を整理します。

  • ライブアクティビティは2つの意味で使われる。端末側の機能と、アプリ内のアクティビティ画面
  • ライブの開始通知は、フォロワー全員には届かない
  • 通知を切っている人も多く、通知を前提にした告知は成立しない
  • 確実なのは告知の回数。5回に分けて出す
  • アクティビティ画面では、質問・メンション・ダイレクトメッセージの順で対応する
  • メンションはストーリーズに再投稿する。第三者の言葉として届く

補足すると、メンションを確認する時間を週1回作ってください。

他のアカウントが自社を紹介してくれた投稿は、そのまま再投稿できます。自社が言うより信頼される素材が、取りこぼされているだけということがあります。作業は15分程度です。

もう1つ、ライブの曜日と時間を固定してみてください。通知が届かなくても、覚えて見に来る人が生まれます。毎回変えると、この効果が生まれません。

通知の設計まで含めて運用を組み立てる余力がないなら、運用代行に任せられる範囲と費用の目安を一度見ておくといいです。全部を任せる前提で考える必要はありません。

solezoreでは、ライブの告知設計から反応の管理まで支援しています。いまの配信で何を直すべきかの整理からでも構いませんので、現状をお聞かせください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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