Instagramビジネスアカウント完全攻略|全機能の活用法と集客の成功事例

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「ビジネスアカウントに切り替えましたが、何が変わったのか分かりません」「分析画面は開いたことがありますが、数字が多すぎて見ていません」――ビジネスアカウントについては、この2つのご相談をよく伺います。

結論からお伝えすると、切り替えて増えるのは判断の材料と、次の行動への入口です。数字が見えるようになり、連絡先のボタンが置け、広告が出せる。ただし、使わなければ切り替えた意味がありません。

solezoreでは、この機能を車の計器盤にたとえて説明しています。速度も燃料も見えるようになりますが、見ないまま走れば個人アカウントと変わりません。

この記事では、ビジネスアカウントで使える機能、個人アカウントとの違い、分析画面の見方、連絡先の設定、広告の出稿、切り替えの手順までを、実際に運用を代行している立場から解説します。

事業用にすると何が変わるか
使えるようになる
分析画面
連絡先のボタン
広告の出稿
予約のボタン
変わらないこと
表示の仕組み
投稿の作り方
フォロワーの増え方

ビジネスアカウントで使える機能

結論: 切り替えると、分析画面・連絡先のボタン・広告の出稿・ショッピング機能・予約の受付が使えるようになります。切り替えは無料で、3分程度で終わります。

機能を整理します。

5つの機能

使えるようになるのは次の5つです。

  1. 分析画面:リーチ、保存数、プロフィールへの遷移などの数字が見られる
  2. 連絡先のボタン:電話・メール・住所を設定し、ボタンとして表示できる
  3. 広告の出稿:投稿を広告として配信できる
  4. ショッピング機能:条件を満たせば、投稿に商品タグを付けられる
  5. 予約の受付:対応する予約サービスと連携すると、予約ボタンを置ける

このうち、すべてのアカウントで意味があるのは1番と2番です。3番以降は、業種と段階によって使うかどうかが変わります。

切り替えは無料、開設した日に済ませて業種を設定する

切り替えに費用はかかりません。設定画面から3分程度で完了します。

個人アカウントに戻すこともできます。ただし、戻すと分析画面のデータは見られなくなります。

アカウントを開設した日に切り替えます。後から切り替えても、それ以前の期間の数字は遡って見られません。

最初の3か月分のデータが失われると、どの型が機能したかの判断ができなくなります。

ビジネスアカウントでは、業種のカテゴリを設定できます。名前欄の下に表示されます。

「美容室」「レストラン」「小売業」。ここが空欄だと、何の会社か伝わる情報が1つ減ります。

個人・クリエイターアカウントとの違い

3種類の使い分け
01
個人
事業では使わない。分析も広告も使えない
02
事業用
実店舗と企業向け。住所と予約が出せる
03
制作者向け
個人で発信する人向け。分類の表示が変わる

結論: アカウントには3種類あります。個人、ビジネス、クリエイター。企業が使う場合はビジネスを選びます。クリエイターは個人の発信者向けです。

違いを見ます。

3種類の比較・クリエイターアカウントを選ぶ場合

項目個人ビジネスクリエイター
分析画面使えない使える使える
連絡先のボタン置けない置ける一部置ける
広告の出稿できないできるできる
ショッピング機能使えない条件つきで使える一部制限あり
音源の利用範囲広い制限がある場合がある広い
向いている使い方私的な利用企業・店舗個人の発信者

企業であれば、ビジネスを選びます。ショッピング機能や連絡先のボタンが使えるためです。

個人の発信者、あるいは個人名で活動している場合です。

音源の利用範囲が広い点が利点になります。企業のアカウントでは、使える音源が制限される場合があります。

ただし、ショッピング機能や一部の連絡先ボタンに制限があるため、商品を売る場合はビジネスが向きます。

切り替えは何度でもできる・音源の制約に注意する

3種類の間は、いつでも切り替えられます。試してみて、合わなければ戻せます。

ただし、頻繁に切り替える意味はありません。目的を決めて1つを選びます。

ビジネスアカウントでは、アプリ内の音源に利用の制限がかかる場合があります。

商用利用が想定されるためです。制限を受ける場面では、使用範囲の広い音源を選ぶか、自社で用意した音を使います。

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分析画面でできること

分析画面で見る順番
1
リーチの新規の割合
新しい人に届いているか
2
保存とシェア
内容に価値があるか
3
プロフィールへの遷移
興味を持たれたか
4
外部リンクのクリック
実際に動いた数

結論: 分析画面には多くの数字が並びますが、毎週見るのは4つで足ります。リーチ、保存数、プロフィールへの遷移、外部リンクのクリック。

見方を整理します。

毎週見る4つの数字

リーチは、投稿を見た人の数です。このうち「フォロワー以外」の割合が5割を下回ると、新規に届いていない状態です。

保存数は、後で見返したいと思われた証拠です。リーチに対して1%を超えていれば良い水準になります。

プロフィールへの遷移は、続きを見たいと思われたかを示します。外部リンクのクリックは、買う気になったかを示します。

何をどの周期で見るか、データが残る期間

フォロワーの属性です。年齢、性別、地域、アクティブな時間帯。

想定していた相手と実際のフォロワーがずれていれば、投稿の内容を見直します。実店舗であれば、商圏内の割合を確認します。

毎日見ると、振れ幅に振り回されます。週1回、決まった曜日に見ます。

そのとき見るのは、前週との比較ではなく、直近8本の平均です。1本の当たり外れは大きいためです。

分析画面のデータには、遡って見られる期間の制限があります。

長期の推移を追うなら、月末に主要な数字を記録しておきます。表計算ソフトに5行足すだけで、1年後の判断材料になります。

連絡先とボタンの設定

設定する3つ
01
連絡手段
1つに絞る。複数だと迷わせる
02
住所
実店舗なら必ず。地図が出る
03
予約
使える業種なら効果が大きい

結論: 電話番号・メールアドレス・住所を設定すると、プロフィールにボタンが表示されます。実店舗では住所の設定が最優先です。

設定の要点です。

住所を設定する・電話とメールを使い分ける

設定すると、地図アプリで開けるようになります。

住所を文字で書いてあるだけだと、自分で検索する手間が発生します。ボタンから開ける状態にすると、来店の判断が早くなります。

業種によって、どちらが使われるかが変わります。

飲食店や美容室は電話が中心です。法人向けのサービスや、営業時間外の問い合わせが多い業種はメールが向きます。

対応できない連絡手段は設定しません。電話に出られない体制で電話ボタンを置くと、機会を失います。

予約のボタン・ボタンの効果を測る

対応する予約サービスと連携すると、プロフィールから直接予約できるボタンを設置できる場合があります。

自社が使っているサービスが対応しているかを確認します。対応していない場合は、外部リンクで予約ページに送ります。

分析画面で、連絡先のボタンが押された数を確認できます。

住所のボタンが押されているのに来店が増えない場合は、店舗側に原因があります。営業時間が合っていない、駐車場がない、といった要素です。

広告の出稿

結論: ビジネスアカウントでは、投稿をそのまま広告として配信できます。ただし、伸びていない投稿に広告費をかけても、届く人数が増えるだけです。

出稿の要点です。

伸びた投稿を広告に回す・予算の目安

オーガニックで反応がよかった投稿を、広告として配信します。すでに反応が確認できているため、外れにくくなります。

判断の基準は、保存率とプロフィール遷移率です。再生数だけが多い投稿より、この2つが高い投稿のほうが向きます。

テストの段階では、月5万〜10万円あれば傾向がつかめます。1本あたり1万円ずつ、5本を同時に配信して比べる形です。

成果が出る型が見つかってから、予算を増やします。最初から月50万円を投じると、どの型が結果につながったのか分からないまま消化します。

配信先の設定・簡易な出稿と詳細な出稿

地域、年齢、性別、関心。これらを指定できます。

実店舗であれば、地域を絞ります。店舗から半径5キロ、あるいは特定の市区町村。この設定をしないと、来られない地域に予算を使うことになります。

年齢と性別は、最初から狭くしすぎないほうがよい結果になります。地域だけ絞って、あとは配信の結果を見て調整します。

アプリ内から数タップで出稿する方法と、専用の管理画面から細かく設定する方法があります。

試す段階ではアプリ内から、本格的に運用する段階では管理画面から。この使い分けが現実的です。

切り替えの手順と注意点

切り替えで気をつける場面
事業用に切り替える
非公開にできなくなる
事業用は公開のみ
一部の音源が使えなくなる
商用の扱いになる
過去の投稿は残る
消えない
元に戻せる
いつでも切り替えられる

結論: 切り替えは設定画面から3分で終わります。ただし、非公開アカウントは公開に変わるため、その点だけ確認してから進めます。

手順を示します。

切り替えの流れ

作業の順番は次のとおりです。

  1. 設定画面を開く:アカウントの設定から進む
  2. プロアカウントへの切り替えを選ぶ:案内に従う
  3. カテゴリを選ぶ:業種を選択する
  4. ビジネスかクリエイターかを選ぶ:企業はビジネス
  5. 連絡先を設定する:電話・メール・住所
  6. 切り替えを完了する:この時点で分析画面が使えるようになる

所要時間は3分程度です。

切り替える前に知っておく3点

プロアカウントは、非公開に設定できません。非公開アカウントから切り替えると、公開に変わります。

意図せず公開したくない投稿がある場合は、切り替える前に確認します。

切り替える前の期間の数字は、分析画面に表示されません。

そのため、アカウントを作った日に切り替えるのが最も無駄がありません。

個人アカウントに戻すこともできます。ただし、戻すと分析画面のデータは見られなくなります。

再度切り替えれば、その時点からの数字は取れます。

使いこなせていない機能

よく使われる機能と、見落とされている機能
よく使われる
分析画面
広告
連絡先のボタン
見落とされている
予約のボタン
自動返信
よくある質問の設定
商品タグ

結論: 切り替えたのに使われていない機能があります。分析画面、連絡先のボタン、保存済みの返信。この3つは、設定するだけで効果があります。

見落とされやすいものを挙げます。

分析画面を見ていない・連絡先を設定していない

最も多い状態です。切り替えたが、開いたことがない。

週1回、4つの数字を見るだけで判断ができるようになります。作業としては5分です。

住所を設定していない実店舗は珍しくありません。設定は1分で終わります。

来店の判断に直結する部分なので、優先度は高くなります。

よくある質問への回答を、あらかじめ登録しておける機能があります。

「営業時間は◯時から◯時です」「予約はこちらから」。登録しておくと、返信の手間が減ります。

問い合わせが多いアカウントでは、この機能だけで月に数時間の作業が減ります。

カテゴリを設定していない・投稿の予約機能を使っていない

業種のカテゴリが空欄のままになっている。名前欄の下に表示される情報が1つ減ります。

設定は10秒で終わります。

投稿を作った日に公開する形だと、担当者が休みの日に投稿が止まります。

公式に提供されている予約機能を使うと、まとめて作った投稿を日時指定で出せます。月初に12本分を登録しておけば、その月は投稿が止まりません。

外部ツールを使う場合は、公式に認められた連携かを確認します。認められていないツールの使用は、規約で制限されている場合があります。

投稿ごとの数字を見ていない

アカウント全体の数字だけを見て、投稿ごとの差を見ていない状態です。

投稿を開くと、その1本のリーチ、保存数、プロフィールへの遷移が分かります。伸びた投稿と伸びなかった投稿を並べると、何が違ったかが見えてきます。

「アカウント全体は横ばい」という状態でも、投稿ごとに見ると3倍の差があることは珍しくありません。

複数人で運用する設定

複数人で回す順番
1
事業用の管理ツールでつなぐ
個人の権限で回さない
2
権限を分ける
投稿できる人と、設定を変えられる人
3
担当が変わったら外す
退職者の権限を残さない
4
誰が管理者か決める
1人に決める

結論: 企業のアカウントは、担当者1人に紐づけない形にします。権限を付与する仕組みを使えば、人が入れ替わっても引き継げます。

設定の要点です。

パスワードを共有しない・権限を付与する形にする

担当者どうしでパスワードを教え合う形は避けます。退職や異動のたびに、変更の手間が発生します。

また、誰が何を投稿したか分からなくなります。問題が起きたときに、経緯を追えません。

管理ツールを使うと、アカウントの権限を人ごとに付与できます。担当者が代わったら、権限を外して新しい人に付与します。

この形にしておけば、パスワードを変更する必要がありません。

役割ごとに権限を分け、パスワードは渡さない

投稿できる人、返信だけできる人、分析だけ見られる人。役割に応じて権限を分けられます。

投稿の権限を持つ人を絞ると、誤投稿のリスクが下がります。確認を経ずに公開されることを防げます。

運用を外注する場合も、権限を付与する形にします。パスワードを渡さないでください。

契約が終わったら、権限を外すだけで済みます。パスワードを渡していると、変更の作業と、それまでに閲覧された情報の扱いが問題になります。

担当者が代わるときは、権限のほかに投稿の型と過去の数字を引き継ぎます。

この記録がないと、新しい担当者は一から試すことになります。月末に主要な数字を1枚の表に残す運用にしておくと、引き継ぎがそのまま済みます。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、切り替え済みのアカウントでも設定を見直すことがあります。ここでは2つの業種で、何を変えたかを紹介します。

食品|保存済みの返信で作業が減った

菓子メーカーからのご相談でした。投稿は伸びていて、ダイレクトメッセージも多く届いていました。

内容を確認すると、8割が同じ3つの質問でした。賞味期限、配送日数、アレルギーの有無。担当者が毎回手で返信しています。

保存済みの返信に3つの回答を登録し、あわせてハイライトにも同じ内容を置きました。

返信の作業時間が、月12時間から3時間に減りました。ハイライトを見て解決する人も増えたため、質問自体も減っています。その時間を投稿の制作に回せるようになりました。

通信|分析画面を見る習慣を作った

通信サービスを扱う企業から相談をいただきました。ビジネスアカウントには切り替えていましたが、数字を見ていませんでした。

投稿は月8本出ていましたが、どれが機能しているか分からない状態です。担当者は「なんとなく反応がいい気がする投稿」を続けていました。

週1回、金曜日に4つの数字を確認する運用を入れました。見るのは直近8本の平均です。

3か月で、保存率が高い型が1つ見つかりました。その型に絞って本数を増やしたところ、プロフィールへの遷移が2.2倍になっています。機能は最初から使えた状態で、見る習慣がなかっただけでした。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. ビジネスアカウントに切り替えると何が変わりますか?

A. 分析画面、連絡先のボタン、広告の出稿、ショッピング機能、予約の受付が使えるようになります。切り替えは無料で3分程度です。ただし、使わなければ個人アカウントと変わりません。

Q. ビジネスとクリエイター、どちらを選べばいいですか?

A. 企業であればビジネスです。ショッピング機能や連絡先のボタンが使えます。クリエイターは個人の発信者向けで、音源の利用範囲が広い点が利点ですが、商品を売る場合はビジネスが向きます。

Q. いつ切り替えるべきですか?

A. アカウントを開設した日です。後から切り替えても、それ以前の期間の数字は遡って見られません。最初の3か月分のデータが失われると、どの型が機能したかの判断ができなくなります。

Q. 切り替えるとフォロワーは減りますか?

A. 減りません。ただし、非公開アカウントから切り替えると公開に変わります。意図せず公開したくない投稿がある場合は、切り替える前に確認してください。

Q. 分析画面は何を見ればいいですか?

A. 毎週見るのは4つです。リーチ、保存数、プロフィールへの遷移、外部リンクのクリック。月1回は、フォロワーの年齢・地域・アクティブな時間帯も確認してください。作業としては週5分です。

Q. 切り替えたのに使えていない機能はありますか?

A. 分析画面、連絡先の設定、保存済みの返信の3つが見落とされがちです。とくに保存済みの返信は、よくある質問への回答を登録しておく機能で、問い合わせが多いアカウントでは月に数時間の作業が減ります。

まとめ

Instagramビジネスアカウントについて、要点を整理します。

  • 使えるのは、分析画面・連絡先のボタン・広告・ショッピング機能・予約の5つ
  • 切り替えは無料で3分。開設した日に行う
  • 企業はビジネスを選ぶ。クリエイターは個人の発信者向け
  • 分析画面で毎週見るのは4つ。週5分で足りる
  • 実店舗は住所の設定が最優先。1分で終わる
  • 保存済みの返信は、問い合わせが多いアカウントで作業時間を大きく減らす

補足すると、切り替えただけで満足しないでください。

機能は最初から使える状態にあります。週1回、金曜日に分析画面を開く。この習慣を作るだけで、3か月後には自社で機能する型が見えてきます。

もう1つ、実店舗であれば、いま住所が設定されているかを確認してください。設定は1分で終わり、来店の判断に直結します。

solezoreでは、アカウントの設定から運用代行まで対応しています。いまの設定で足りていない部分の整理からでも構いませんので、現状をお聞かせください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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