インスタでバズる投稿の法則|再生数を爆発させる動画の共通点と運用術

インスタでバズる投稿の法則|再生数を爆発させる動画の共通点と運用術 Instagram
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「1本だけ50万回再生された投稿がありますが、その後が続きません」「バズった投稿を真似しても、うちでは伸びませんでした」――バズについては、この2つのご相談をよくいただきます。

結論からお伝えすると、1本のバズを狙うより打率を上げるほうが再現できます。伸びる動画には共通の要素があり、それを型として固定すれば、平均が上がります。

solezoreでは、この考え方を打席にたとえて説明しています。ホームランを狙って毎回振り回すより、当てる技術を身につけたほうが得点は増えます。しかも、当たる回数が増えれば、そのうちの何本かは大きく飛びます。

この記事では、バズが起きる仕組み、伸びた投稿に共通する要素、冒頭3秒の型、打率を上げる考え方、バズった後にやること、売上につながらない場合の見方までを、実際に運用を代行している立場から解説します。

狙って起こせるものと、起こせないもの
起こせる
反応が出やすい型を選ぶ
本数を増やす
冒頭を作り込む
起こせない
いつ当たるか
どれが当たるか
同じ内容で再現すること

バズは狙って起こせるか

結論: 1本を狙って当てることはできませんが、当たる確率は上げられます。伸びる動画の要素を型にして本数を出すと、平均が上がり、そのうちの何本かが大きく伸びます。

考え方を整理します。

1本のバズは制御できない・平均は制御できる

同じ型で作った動画でも、伸びる本数と伸びない本数が出ます。再生数は、投稿した時間、その日の話題、届いた相手によって変わります。

この振れ幅は、こちらでは制御できません。1本の結果で型の良し悪しを判断すると、判断を誤ります。

一方、8本の平均は制御できます。冒頭の作り方、尺、テーマの選び方を変えると、平均が動きます。

solezoreでは、8本ごとに平均を見る運用にしています。この単位であれば、変えた要素の影響が読み取れます。

月4本しか出していないと、8本溜まるのに2か月かかります。その間、判断の材料がありません。

週3本、月12本を出せば、8本は21日で溜まります。判断の速度が3倍になります。

状態平均再生数の目安上位1割の再生数
型が定まっていない500〜2,0005,000前後
型が1つ固まった3,000〜8,0003万〜5万
型を絞って本数が出ている1万〜3万10万以上

この表は、フォロワー数千人規模のアカウントで見られる水準です。上位1割が大きく伸びるのは、平均が上がってからです。

伸びた投稿に共通するもの

共通する3つ
01
冒頭で止まらせている
3秒で何の話か分かる
02
誰向けか絞られている
自分ごとになる
03
保存される理由がある
後で見返したくなる

結論: 伸びた動画には、最初の3秒で内容が分かる・最後まで見られる長さ・見返す理由があるの3つが共通します。逆に、この3つがない動画はほぼ伸びません。

共通点を見ます。

最初の3秒で内容が分かる・最後まで見られる長さ

視聴者は、指を動かしながら次々に動画を送っています。止まるかどうかは、最初の一瞬で決まります。

止まる理由は3つです。自分に関係があると分かった、続きが気になった、見たことのない映像だった。

ブランドロゴから始める動画は、ここで送られます。知らない人にとってロゴは情報がないためです。

最後まで見られた割合が、配信量に影響します。長い動画ほど、途中で離脱されます。

15〜30秒であれば、内容を1つに絞れば最後まで見てもらえます。伝えたいことが複数あるなら、動画を分けます。

伸びた動画を確認すると、多くが30秒以内に収まっています。

見返す理由がある・3つのうち欠けている数

保存される動画は、後で見返したいと思われた動画です。手順、リスト、比較。

一度見れば終わる内容は、保存されません。保存率が高い動画は、配信も伸びやすくなります。

3つとも満たしている動画は、伸びる確率が上がります。1つでも欠けると、平均以下になります。

自社の投稿を8本並べて、この3つを満たしているかを確認します。作業としては20分程度です。

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冒頭3秒の型

冒頭を作る順番
1
何の話か示す
音を消しても分かる形で
2
見る理由を出す
自分に関係あると分かる一言
3
動きを入れる
静止した絵から始めない
4
実機で見る
スマホで冒頭だけ再生する

結論: 冒頭に置く言葉には型があります。問いかけ、意外な事実、結論の先出し、当てはまる人の指定。この4つのどれかを置きます。

型ごとに見ます。

3つの型と、それぞれの使いどころ

「この2つ、どちらが安いと思いますか」。答えを知りたくなる形です。

問いかけは、答えが動画の中にあることが条件です。答えのない問いかけは、そのまま送られます。

「実はこれ、家で作れます」。知らなかったことを提示する形です。

事実として正しいことが前提です。誇張すると、見た人の信頼を失います。

「結論から言うと、この方法が一番早いです」。答えを先に出し、理由を後で説明する形です。

情報として価値がある動画に向きます。保存もされやすくなります。

「30代で肌が乾燥する方へ」。自分に関係があると分かる形です。

対象を絞ると届く人数が減ると思われがちですが、実際は逆です。当てはまる人が最後まで見ます。

冒頭の型向く内容期待できる反応
問いかけ比較・クイズ形式コメントが増える
意外な事実商品の特徴・裏側最後まで見られる
結論の先出し手順・比較・選び方保存が増える
当てはまる人の指定悩みに答える内容プロフィール遷移が増える

作る動画の目的によって、選ぶ型が変わります。保存を増やしたいなら結論の先出し、問い合わせを増やしたいなら対象の指定です。

打率を上げる考え方

当てにいく作り方と、打率を上げる作り方
当てにいく
1本に時間をかける
話題に乗る
大きく振る
打率を上げる
型を固定して本数を出す
当たった型を広げる
外れた理由を記録する

結論: 打率を上げるには、型を固定して本数を出し、8本の平均で判断します。1本ずつ違うものを作ると、何が結果を動かしたのか分かりません。

手順を示します。

進め方

作業の順番は次のとおりです。

  1. 型を3つ決める:構成の並びを3通り用意する
  2. それぞれ8本ずつ出す:合計24本。週3本なら2か月
  3. 8本の平均で比べる:再生数・保存率・プロフィール遷移
  4. 上位の型を1つか2つに絞る:残りは止める
  5. 絞った型で本数を出す:ここから平均が上がる
  6. 上位1割を分解して次の型に反映する:3か月ごとに見直す

この手順を1周すると、自社で機能する型が見えてきます。

変えるのは1つずつ・上位1割を分解する

型を比べるとき、一度に複数の要素を変えると、何が結果を動かしたのか分かりません。

冒頭だけ変える、尺だけ変える、テーマだけ変える。1つずつ試します。

伸びた動画を、そのままにしません。冒頭で何を言ったか、尺は何秒か、どんな文字を出したか。この3つを記録します。

3か月続けると、他社の成功例より役に立つ材料が溜まります。

下位も見る・投稿の時間帯は後回しでよい

伸びなかった動画も開いて、冒頭と尺を確認します。共通点があれば、そこが避けるべき形です。

上位だけを見ていると、何が悪いのか分かりません。下位8本を並べると、多くの場合で冒頭の作り方に共通点が出ます。

「何時に投稿すればいいですか」というご質問をよくいただきます。ただ、時間帯が結果に与える影響は1〜2割程度です。

冒頭を変えると数倍動くことと比べると、小さい差です。時間帯の検討に時間をかけるより、冒頭を作り直すほうが早く結果が出ます。

決めるなら、フォロワーがアクティブな時間の1時間前に固定します。それ以上は考えません。

バズった後にやること

当たった直後の順番
1
プロフィールを整える
見に来る人が急に増える
2
同じ型で次を出す
見に来た人が次も見られる状態にする
3
何が効いたか記録する
冒頭か、話題か、見せ方か
4
数字が戻っても慌てない
元の水準に戻るのが普通

結論: 1本が伸びたら、その日のうちにやることが3つあります。プロフィールの確認、続編の準備、反応への対応です。放置すると、流入が通り過ぎます。

やることを見ます。

プロフィールを確認する・続編を出す

伸びた投稿から、プロフィールを訪れる人が増えます。ここで判断材料がないと、そのまま帰られます。

料金、扱っているもの、次に何をすればいいか。この3つが分かる状態かを確認します。ハイライトが古いままなら、その日のうちに直します。

伸びた動画は、その型が届く相手に合っていたということです。同じ構成でテーマを変えた続編を、3日以内に出します。

伸びた投稿を見た人が、次の投稿も見る可能性が高い時期です。ここを逃すと、流入が途切れます。

コメントに答える・広告に回す

伸びた投稿には、コメントが集まります。質問には、その日のうちに答えます。

反応があるアカウントは、投稿の配信も安定する傾向があります。あわせて、コメントの内容が次の投稿のテーマになります。

反応がよかった投稿は、広告の素材としても向きます。すでに反応が確認できているため、外れにくくなります。

判断の基準は、保存率とプロフィール遷移率です。再生数だけが多い投稿より、この2つが高い投稿を選びます。

バズが売上につながらない場合

伸びたのに動かないとき
再生は伸びたが問い合わせが来ない
誰向けか絞れていない
買わない人に届いている
プロフィールで止まる
何屋か分からない
行き先が無い
次に何をするか示していない
商圏の外に届いている
来られない人が見ている

結論: 再生数が伸びても、届いた相手が買える人でなければ売上は動きません。実店舗であれば商圏、ECであれば購入の導線を確認します。

見方を整理します。

届く相手がずれている・導線が繋がっていない

50万回再生されても、視聴者の8割が他県であれば、実店舗には意味がありません。

分析画面で視聴者の地域を確認します。商圏内が3割を切っている場合は、届く相手を寄せる段階です。

プロフィールまで来た人が、リンクを押さない。ここで落ちているケースが最も多く見られます。

リンクの直前に、行き先を書きます。「今月の新作を見る」「30秒で終わる予約フォーム」。押した先が分かるほどクリック率が上がります。

内容と商品が離れている・判断の周期

雑学や面白い映像で伸びた動画は、再生数は出ますが購入にはつながりません。

商品と関係のない内容で集めたフォロワーは、商品にも関心がありません。バズを狙うほど、この形になりやすくなります。

Instagramで商品を知った人が購入するまで、14日から30日かかります。

投稿した週の売上だけを見て判断すると、機能している施策を止めてしまいます。月単位で、3か月分を並べて見ます。

真似してはいけない形

避ける3つ
01
他人を下げる話
一時的に伸びるが、後で失う
02
確認していない情報
事実と違うと、信用がまとめて消える
03
許可の無い他人の映像
権利の問題になる

結論: 再生数だけを狙う方法は、短期的には数字が動きますが、事業には繋がりません。あわせて、規約や権利に触れる形は、アカウントを失う危険があります。

避けるものを挙げます。

商品と関係のない内容・誇張した表現

動物、面白い映像、時事の話題。再生数は出ますが、集まる人が商品に関心を持ちません。

「まずフォロワーを増やしてから商品を紹介する」という進め方は、うまくいかないことが多くあります。集まった相手が違うためです。

「絶対に痩せます」「100%解決します」。断定は、業種によっては規制の対象になります。

化粧品、食品、医薬品、医療。これらの分野では、社内の確認工程を通してから投稿します。

権利を侵害する素材・過度な煽り

音楽、他人の動画、他社のロゴ。使用の許諾がない素材は使いません。

権利侵害の申し立てを受けると、アカウントの停止につながることがあります。1本のバズと引き換えに失うものが大きくなります。

「知らないと損します」「あと3日で終わります」。繰り返すと、見る人が離れます。

一度は反応がありますが、続けると信頼を失います。事実として正しい範囲で書きます。

続けるための設計

結論: バズは狙わず、本数を続ける設計にします。繁忙期でも続けられる本数を決め、素材をまとめて撮っておくと止まりません。

設計の要点です。

続けられる本数を決める・素材をまとめて撮る

やる気があるうちに毎日投稿し、1か月で止まる。最も多いパターンです。

決めるのは、繁忙期でも続けられる本数です。週3本で1年続けたアカウントのほうが、毎日投稿して2か月で止まったアカウントより結果が出ます。

毎週撮影するのは負担が大きいため、月1回まとめて撮ります。1日で20〜30本分の素材を撮り、そこから編集して小出しにします。

この形にすると、繁忙期でも投稿が止まりません。

編集の時間を短縮する・判断は6か月

型が固まると、編集も速くなります。テンプレートを作り、文字の位置と大きさを固定します。

毎回ゼロから作ると、1本90分が120分に伸びます。型の固定は、質だけでなく作業時間にも影響します。

Instagramは、投稿を始めてから数字が動くまで時間がかかります。3か月では、まだ型が固まっていない段階です。

6か月続けてから判断します。それより短い期間で方向を変えると、何が機能したのか分からないまま次に移ることになります。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、1本のバズを狙わず平均を上げる進め方をとります。ここでは2つの業種で、何を変えたかを紹介します。

飲食|バズった後の続編で定着した

3店舗を運営する飲食店から寄せられた相談です。1本の動画が32万回再生されましたが、その後が続いていませんでした。

伸びた動画は、仕込みの様子を早回しで見せたものでした。ただ、その後の投稿は店内の写真や告知に戻っていました。

同じ構成でテーマを変えた続編を、3日以内に出す形へ変更しました。仕込みの工程を、材料別に分けて出しています。

3か月で、平均再生数が1,800回から1万2,000回に上がりました。1本の大きな数字より、平均が上がったことのほうが来店に繋がっています。担当者から「たまたま当たったと思っていた」と言われましたが、型として使えるものでした。

通信|再生数を追うのをやめた

通信サービスを扱う企業から届いた相談です。月に数本、10万回を超える動画が出ていました。

ただ、問い合わせは増えていません。動画の内容を確認すると、時事の話題や雑学が中心でした。サービスとの関係が薄い内容です。

方針を変え、サービスに関係する内容だけに絞りました。想定する相手が抱える困りごとに答える形です。

再生数の平均は3分の1に下がりましたが、資料請求は増えました。フォロワーの増え方も遅くなっていますが、増えた相手が変わっています。数字が下がる判断を先に共有していたため、途中で方針が揺れずに済みました。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. バズは狙って起こせますか?

A. 1本を狙って当てることはできませんが、当たる確率は上げられます。伸びる動画の要素を型にして本数を出すと、8本の平均が上がり、そのうちの何本かが大きく伸びます。1本の結果で型の良し悪しを判断しないでください。

Q. 伸びる動画に共通する要素は何ですか?

A. 3つです。最初の3秒で内容が分かる、最後まで見られる長さ、見返す理由がある。1つでも欠けると平均以下になります。自社の投稿を8本並べて、この3つを満たしているかを確認してください。作業は20分程度です。

Q. 冒頭には何を置けばいいですか?

A. 4つの型があります。問いかけ、意外な事実、結論の先出し、当てはまる人の指定。保存を増やしたいなら結論の先出し、問い合わせを増やしたいなら対象の指定を選んでください。ブランドロゴから始めると、そこで送られます。

Q. バズった後は何をすればいいですか?

A. その日のうちに3つです。プロフィールとハイライトが最新かの確認、コメントへの返信、そして3日以内に同じ構成の続編を出すこと。伸びた投稿を見た人が次の投稿も見る時期なので、ここを逃すと流入が途切れます。

Q. 再生数は伸びたのに売上が動かないのはなぜですか?

A. 届いた相手が買える人でない可能性があります。実店舗なら視聴者の地域、ECならリンクのクリック数を確認してください。あわせて、動画の内容と商品が離れていないかも見てください。雑学や面白い映像で集めた相手は、商品に関心を持ちません。

Q. バズを狙うために何をすればいいですか?

A. 狙わないでください。型を3つ決めてそれぞれ8本ずつ出し、平均で比べて上位を絞る。この手順を1周すると平均が上がり、その結果として大きく伸びる本数が増えます。1本を狙うと、商品と関係のない内容に寄っていきます。

まとめ

Instagramのバズについて、要点を整理します。

  • 1本を狙って当てることはできない。8本の平均は制御できる
  • 伸びる動画の共通点は3つ。冒頭3秒・最後まで見られる長さ・見返す理由
  • 冒頭の型は4つ。問いかけ・意外な事実・結論の先出し・対象の指定
  • 型を3つ決めて8本ずつ出し、平均で比べて上位を絞る
  • 伸びたら3日以内に続編を出す。プロフィールの確認も同日に行う
  • 商品と関係のない内容で集めた相手は、購入にも来店にも繋がらない

補足すると、伸びなかった動画も開いてみてください。

上位だけを見ていると、何が悪いのか分かりません。下位8本の冒頭と尺を並べると、避けるべき形が見えてきます。ここに共通点があれば、次から外せます。

もう1つ、伸びた動画の冒頭の言葉を、そのまま書き写して残しておいてください。3か月分溜まると、自社で機能する言い回しの一覧になります。他社の成功例より、この一覧のほうが役に立ちます。

伸びる型が見えても、その本数を出し続けられるかは別の問題です。運用を任せる場合の料金体系を見ておくと、自社で回す場合の人件費と並べて比べられます。

solezoreでは、型づくりから本数を出す体制まで支援しています。いまの投稿で何を直すべきかの整理からでも構いませんので、現状をお聞かせください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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