Instagramハイライトで離脱を減らす|タップされるデザインと活用の正解

Instagramハイライトで離脱を減らす|タップされるデザインと活用の正解 Instagram
スロットに1枚ずつ立つ、色違いの丸い木の板
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「ハイライトは日々の出来事をまとめる場所だと思っていました」「作ってはいますが、誰も見ていないようです」――ハイライトについては、この2つのご相談をよく伺います。

結論からお伝えすると、ハイライトは判断材料を並べる場所です。プロフィールを訪れた人が、料金や場所を確認して、買うか来るかを決める。日常の記録を置く場所ではありません。

solezoreでは、ハイライトを店の入口にあるパンフレット台にたとえて説明しています。何が置いてあるかで、入った人が判断できるかが決まります。旅行の写真を並べても、営業時間は分かりません。

この記事では、ハイライトが果たす役割、置くべき判断材料の分類、表紙のデザイン、作り方の手順、並び順、業種別の中身、更新の運用までを、実際に運用を代行している立場から解説します。

ハイライトが果たす3つ
01
判断材料を置く
見に来た人が知りたいことをまとめる
02
流れないようにする
ストーリーズは消える。残す場所
03
何屋か伝える
並びだけで伝わるのが理想

ハイライトが果たす役割

結論: ハイライトは、プロフィールを訪れた人が最初にタップする場所です。ここに判断材料がないと、興味を持った人がそこで止まります。

役割を整理します。

消えない置き場所に、判断材料を置く

ストーリーズは24時間で消えます。ハイライトは、そのストーリーズを残しておく機能です。

プロフィールのすぐ下に丸く並ぶため、初めて訪れた人の目に入ります。投稿を1本ずつ遡って見る人は多くありませんが、ハイライトはタップされます。

購入や来店の判断には、確認したいことがあります。いくらか、どこにあるか、どんな人が使っているか。

この情報が投稿の中に埋もれていると、探す手間が発生します。ハイライトにまとめておくと、その場で確認できます。

離脱が起きる場所と、作る手間

プロフィールまで来た人が、そのまま帰る。この離脱は、判断材料がないときに起きます。

「投稿は伸びているのに問い合わせが増えない」というご相談で、プロフィールを見るとハイライトが日常の記録で埋まっている、という状態は珍しくありません。

ハイライトの整備は、投稿を作るより短時間で終わります。素材を集めて分類し、表紙を作る。半日あれば形になります。

投稿を10本作るより、この半日のほうが結果に響くことがあります。

何を置くか|判断材料の5分類

置くものと、置かなくてよいもの
置く
料金
よくある質問
事例と実績
場所と営業時間
置かなくてよい
日常の様子
個別の告知
終わったキャンペーン

結論: 置くのは、料金・よくある質問・お客様の声・使い方・アクセスの5つです。この5つがあれば、多くの業種で判断に足ります。

分類ごとに見ます。

料金とよくある質問

最も見られる項目です。書いていないと、問い合わせる手前で止まります。

幅がある場合は、幅で書きます。「1万円〜3万円」「内容によって変わります」。書かないより、幅を示すほうが判断が進みます。

料金を出したくないという相談を受けることがありますが、出していない会社は比較の候補から外れます。

問い合わせで繰り返し聞かれることを、5〜10個まとめます。

答えを置いておくと、問い合わせの手間が減ります。あわせて、疑問を持ったまま帰る人も減ります。

材料は社内にあります。問い合わせの記録、電話で説明している内容、店頭で聞かれること。

使った人の声と、使い方や場所の案内

実際に使った人の言葉です。写真やスクリーンショットで残します。

自社が説明するより、使った人の言葉のほうが信頼されます。ただし、掲載の許可は必ず取ります。

業種によっては、体験談の書き方に制約があります。医療や化粧品では、表現を確認してから載せます。

商品の使い方、サービスの流れ、来店から施術までの手順。

初めての人は、何が起きるか分からないことに不安を感じます。流れを示しておくと、その不安が減ります。

実店舗であれば必須です。住所、最寄り駅からの道のり、駐車場の有無、営業時間。

写真で道順を示すと、初めての人でも迷いません。「駅を出て右、この看板が目印」といった形です。

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表紙のデザイン

表紙を作る順番
1
文字だけにする
小さく並ぶので、絵は判別できない
2
色を揃える
ばらばらだと散らかって見える
3
2〜4文字に絞る
長いと切れる
4
実機で見る
一覧の大きさで読めるか

結論: 表紙は、統一されたデザインにします。中身が何かが一目で分かることと、9個並んだときに整って見えることの2つを満たします。

デザインの要点です。

揃えることと、短くすること

表紙がばらばらだと、雑然として見えます。色と形をそろえるだけで、整った印象になります。

作り方は2つです。単色の背景に文字を載せる形と、アイコンを使う形。どちらでも構いませんが、混ぜません。

丸く表示されるため、載せられる文字は3〜5文字です。「料金」「アクセス」「よくある質問」。

長い言葉は読めません。「ご利用いただく際の流れ」ではなく「流れ」にします。

色の絞り方と、作り直しやすさ

ブランドの色を使うのが基本です。使う色は2〜3色に絞ります。

背景色と文字色の組み合わせを決めておけば、後から追加するときも迷いません。

無料の画像編集アプリで足ります。正方形で作り、丸く切り取られることを前提に、中央に文字を置きます。

一度テンプレートを作れば、後は文字を差し替えるだけです。9個作るのに30分程度で終わります。

作り直しはいつでもできます。最初から完璧を目指さず、まず作ることを優先します。

空の枠だけ作っておく方法もあります。埋める意識が働くためです。

作り方の手順

作るときにどこで手が止まるか
ハイライトを作る
中身が無い
ストーリーズに出してからでないとまとめられない
表紙が作れない
文字だけの画像でよい。凝らない
分類が決まらない
料金・質問・事例・場所の4つから始める
並び順に迷う
押してほしいものを左に置く

結論: ハイライトは、ストーリーズに投稿してから追加する形と、過去のストーリーズから選ぶ形の2通りで作れます。素材がない場合は、まず投稿します。

手順を示します。

作成の流れ

作業の順番は次のとおりです。

  1. 中身を分類する:料金、よくある質問、お客様の声、使い方、アクセス
  2. 各分類の素材を作る:ストーリーズとして投稿する
  3. 表紙を作る:正方形の画像を分類の数だけ用意する
  4. ハイライトを作成する:プロフィールから追加し、素材を選ぶ
  5. 表紙を設定する:編集画面から画像を選ぶ
  6. 並び順を確認する:見せたい順に整える

素材の作成を含めても、半日で終わります。

素材が無いときと、後から直すとき

過去のストーリーズが残っていない場合は、新しく作ります。

料金表の画像、質問と回答の画像、店舗の写真。ストーリーズとして投稿してから、ハイライトに追加します。

このとき、フォロワーに向けて「まとめました」と一言添えると、既存のフォロワーにも伝わります。

ハイライトには、後からストーリーズを追加できます。

新しいお客様の声が集まったら、その分類に足していきます。1つのハイライトに何本でも入れられます。

ハイライト内のストーリーズは、追加した順に並びます。並び替えはできないため、順番が重要な内容は、追加する順に注意します。

作り直したい場合は、いったん削除して作り直します。

並び順の考え方

並びで決める3つ
01
左から見られる
押してほしいものを左に
02
数を絞る
多いと押されない。5つまで
03
更新すると左に来る
古いものは右に流れる

結論: 左から順に見られるため、最も見てほしいものを左に置きます。並び順は、新しく追加したハイライトが左に来る仕組みを利用して調整します。

考え方を見ます。

並び順と、置く数

プロフィールの下に横並びで表示され、左から順に目に入ります。画面に見えるのは3〜4個で、それ以降は横にスワイプする必要があります。

つまり、5個目以降は見られる回数が減ります。優先度の高いものを左の3つに置きます。

業種左から順に置くもの
飲食店メニュー/アクセス/予約方法
美容室・サロン料金/施術例/予約方法
クリニック診療内容/アクセス/よくある質問
ECブランド商品一覧/サイズ選び/お客様の声
士業・法人向けサービス内容/料金/事例

自社の顧客が最初に確認することを、左に置きます。何を聞かれることが多いかで判断します。

ハイライトは、更新した順に左へ移動します。並び替えの機能はないため、左に移したいハイライトに新しいストーリーズを追加します。

この仕組みを使えば、季節に応じて優先順位を変えられます。

作りすぎると、どれを見ればいいか分からなくなります。

9個を上限の目安にします。それ以上に分類が増える場合は、統合できないか検討します。

業種別に置くもの

業種で置くものが変わる
何を置くか
実店舗
場所・営業時間・メニューと価格
相談型の仕事
料金・事例・よくある質問
EC
商品の一覧・送料と返品・使い方
採用も兼ねる
働く人・1日の流れ・募集要項

結論: 5分類は基本形で、業種によって足すものが変わります。来店が必要な業種はアクセス、比較される業種は他社との違いを足します。

業種ごとに見ます。

実店舗とEC

アクセスが最優先です。住所だけでなく、駅からの道のりを写真で示します。

あわせて、営業時間、定休日、駐車場の有無。この3つは必ず入れます。行けるかどうかの判断に直結します。

サイズや使用感の情報を置きます。写真だけでは分からない部分です。

送料、配送日数、返品の条件も入れます。買う直前に確認されることです。

説明が要る業種

料金と、依頼から完了までの流れを置きます。

初めて依頼する人は、何をどう頼めばいいか分かりません。流れを示すと、問い合わせの心理的な負担が下がります。

表現の制約が関わります。効果を断定する表現、体験談の扱い、比較の書き方。

社内の確認工程を通してから掲載します。ハイライトは残り続けるため、投稿より慎重に扱います。

採用を兼ねる場合と、複数店舗の場合

商品ではなく人を集めたい場合は、置くものが変わります。1日の流れ、社員の声、募集要項、応募の手順。

とくに1日の流れは、応募を検討している人が最も知りたい部分です。朝から夕方までを写真6〜8枚で示します。

商品用のアカウントと採用用のアカウントを分けるかどうかは、投稿する量で決めます。月に4本以上の採用向け投稿が出せるなら分け、それ以下ならハイライトで分けるだけにします。

店舗ごとにハイライトを作ると、数が増えすぎます。

「店舗案内」という1つのハイライトに、全店舗の情報をまとめる形にします。1店舗あたり1〜2枚で、住所と営業時間を載せます。

5店舗以上になる場合は、外部の店舗一覧ページへ誘導するほうが分かりやすくなります。

更新の頻度と運用

更新するものと、置きっぱなしでよいもの
更新する
料金
営業時間
商品の一覧
置きっぱなしでよい
よくある質問
事例
会社の紹介

結論: ハイライトは作って終わりではありません。料金の改定、営業時間の変更、商品の入れ替え。古い情報が残っていると、来た人が混乱します。

運用の要点です。

更新の頻度と担当

料金、営業時間、扱っている商品。この3つが最新かを月1回確認します。

作業としては10分程度です。ただ、忘れると古い情報が残り続けます。

誰が確認するかを決めておきます。決まっていないと、誰も見ないまま半年が過ぎます。

月次の運用の確認項目に入れておくのが確実です。

季節商材を扱う場合は、その時期のハイライトを左に移します。新しいストーリーズを追加すれば左へ移動します。

時期が過ぎたハイライトは、削除するか右へ送ります。

古い情報が残るリスク

終了したキャンペーンの案内が残っていて、問い合わせが来る。この行き違いは実際に起きます。

期限のある内容は、ハイライトに残さないという運用も選べます。キャンペーンはストーリーズで流すだけにして、24時間で消える性質をそのまま使う形です。

年末年始や大型連休の営業案内も同じです。時期が過ぎたら削除する担当を決めておかないと、翌年まで残ります。

つまずきやすい点

結論: つまずくのは、日常の記録を並べる場合と、作ったまま放置する場合です。どちらも、判断材料を置く場所だという前提を共有すれば避けられます。

起きやすいものを挙げます。

中身が薄くなる2つの形

社員の日常、イベントの様子、季節の挨拶。これらをハイライトにまとめても、判断材料にはなりません。

こうした内容は、ストーリーズとして流すだけで十分です。ハイライトには残しません。

商品ごとに1つずつハイライトを作り、20個以上並んでいる状態。どれを見ればいいか分からなくなります。

カテゴリでまとめます。9個を上限の目安にします。

見た目でつまずく3つ

ストーリーズの1枚目がそのまま表紙になっている状態です。何のハイライトか分かりません。

表紙を作る作業は30分で終わります。ここを省くと、タップされる数が変わります。

ハイライトを作ったものの、中身がストーリーズ1枚だけ。開いてすぐ終わります。

1つのハイライトに3〜5枚は入れます。情報として成立する量を置きます。

料金表をそのまま画像にして載せると、文字が小さく読めません。

スマートフォンの画面で表示されることを前提にします。1枚に載せる項目は3〜4行までにして、続きは次の1枚に分けます。

作った後、実際に自分のスマートフォンで開いて確認します。作成画面では読めても、表示されると読めないことがあります。

作ったまま放置される

いちばん多いのがこれです。開設のときに一度作り、そのまま2年触っていない。料金も営業時間も変わっているのに、古い情報が判断材料として置かれ続けます。

見に来た人は、それが古いとは分かりません。書いてある条件で問い合わせてきて、違うと知って離れます。放置されたハイライトは、無いより悪い状態です。

防ぐには、更新の担当と月を決めます。半年に一度、料金と営業時間だけを見る回を作れば足ります。

solezoreの支援事例|業種別の進め方

結論: solezoreでは、投稿を増やす前にハイライトを整えることがあります。ここでは2つの業種で、何を変えたかを紹介します。

宿泊|アクセスを写真で示した

相談をくださったのは旅館です。投稿は伸びていて、月のリーチは20万を超えていました。ただ、予約への問い合わせが少ない状態です。

プロフィールを見ると、ハイライトは料理と客室の写真だけでした。場所も、行き方も、料金も書かれていません。

ハイライトを、料金・アクセス・客室・食事・よくある質問の5つに整理しました。アクセスには、最寄り駅からの道のりを写真6枚で示しています。

翌月から、予約の問い合わせが増えました。投稿は変えていません。遠方から来る宿泊施設では、行き方が判断の中心にあったということです。

アパレル|サイズ選びを置いて返品が減った

ブランドを運営する企業からいただいた相談です。注文は入っていましたが、返品の割合が高い状態でした。

理由を確認すると、サイズが合わないという回答が大半でした。商品ページには寸法が書かれていましたが、着たときの印象までは伝わっていません。

ハイライトに、身長別の着用例を置きました。155センチ、165センチ、175センチのスタッフが同じ服を着た写真です。

3か月で、返品の割合が下がりました。売上を増やしたわけではありませんが、返品にかかる手間と送料が減っています。担当者から「先に見てもらえば済む話だった」と言われました。

solezoreのサービス一覧と料金

よくある質問

Q. ハイライトには何を置けばいいですか?

A. 料金・よくある質問・お客様の声・使い方・アクセスの5つが基本です。この5つがあれば、多くの業種で判断に足ります。日常の出来事や季節の挨拶は、ストーリーズとして流すだけで十分で、ハイライトには残しません。

Q. ハイライトはいくつまで作るべきですか?

A. 9個を上限の目安にしてください。画面に見えるのは3〜4個で、それ以降は横にスワイプする必要があります。作りすぎると、どれを見ればいいか分からなくなります。分類が増える場合は、統合できないか検討してください。

Q. 並び順は変えられますか?

A. 並び替えの機能はありませんが、更新した順に左へ移動します。左に移したいハイライトに新しいストーリーズを追加すると、順番が変わります。この仕組みを使えば、季節に応じて優先順位を変えられます。

Q. 表紙は作ったほうがいいですか?

A. 作ってください。ストーリーズの1枚目がそのまま表紙になっている状態では、何のハイライトか分かりません。正方形の画像に3〜5文字を載せるだけで、9個作るのに30分程度です。

Q. 料金を載せたくないのですが、必要ですか?

A. 載せることをおすすめします。料金を出していない会社は、比較の候補から外れます。幅がある場合は「1万円〜3万円」のように幅で書いてください。書かないより、幅を示すほうが判断が進みます。

Q. 作った後の更新はどのくらい必要ですか?

A. 月1回、料金・営業時間・扱っている商品の3つが最新かを確認してください。作業は10分程度です。終了したキャンペーンの案内が残っていて問い合わせが来る、という行き違いは実際に起きます。

まとめ

Instagramのハイライトについて、要点を整理します。

  • ハイライトは、判断材料を並べる場所。日常の記録を置く場所ではない
  • 置くのは、料金・よくある質問・お客様の声・使い方・アクセスの5つ
  • 表紙は統一する。3〜5文字を載せ、9個で30分程度
  • 左から見られるため、優先度の高いものを左の3つに置く
  • 数は9個までに抑える
  • 月1回、料金と営業時間が最新かを確認する

補足すると、ハイライトの整備は半日で終わります。

投稿を10本作るより短い時間で、届いた人が止まらない状態を作れます。投稿の本数を増やす前に、ここを見直してみてください。

もう1つ、自分のプロフィールを、初めて見る人の目で開いてみてください。何をしている会社か、いくらか、どこにあるか。この3つが5秒で分かるかどうかが判断の基準になります。

solezoreでは、プロフィールとハイライトの設計から運用を支援しています。いまのプロフィールで何が足りていないかの整理からでも構いませんので、現状をお聞かせください。

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後藤駿幸(株式会社solezore 代表取締役)

この記事の監修者

後藤駿幸

株式会社solezore 代表取締役

株式会社solezore 代表取締役。30万人規模のTikTokアカウントを現役で運営しながら、企業のSNS運用代行・TikTokキャスティング・EC販売支援を行う。記事は、自社と支援先の運用で実際に起きたことをもとに書いている。

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